高橋信次霊言集 -人生の目的と使命- 10-1 
2018/03/13 Tue. 00:11

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10 三次元世界創造の二つの目的
では、何故、神様はこんな三次元を創られたか、これが面白いですね。
これはあなた方にも永遠のテーマになるでしょう。
こんな肉体なんかに宿って、まあ、劇しているようなもんなんです。
縫いぐるみを着て居るんだから、そうでしょ、これは重いんですよ、あなた。
私は今軽くって本当に助かりますよ。体重計に乗ったって針が動かないんだから、これは軽いですよ。
ところが一旦人間になって体重計に乗ると、体重七十五キロだ、八十キロだと言われて、
医者からあなた十キロ痩せなさい、十キロ痩せないと死んじゃいますよ。なんて苛められるわけです。
元々、僕たちは体重なんてないんですから、それを、たまたま肉体を持ったら、何が悪いんですか。
体重くらいあったって、この際医者に言っておきたいけど、あなたどうでもいいことなんですよ。
そういう不自由な入れ物に入って修行するわけです。
何んでそんなことをするのか、
何んで不自由な肉体に宿って魂が修行するのか、
これは、こういうことなんです。
あなたは先程、私たちがガス体だなんて言ってましたが、
まあガス体と言えばガス体だし、意識体と言えば、意識体なんです。
意識体で生活している分には、自分たちが意識体だということが、
なかなか分らなくなって来るんです。
最初は分るけれど、だんだん自分たちの世界の素晴しさが分らなくなるんです。
だから私たちは、飲まず、食わず、ひらずでやっているわけですけれども、
飲まなくても、水を飲まなくても死なない、
肉を食べなくても死なない、ご飯食べなくても死なない、
不思議ですけれど、それが普通なんです。
ところが、そうした生活ばかり続けていると、それが不思議だということが分らなくなってくるんです。
だんだん忘れちゃって、当然だと思っちゃうわけです。
そうじゃないんですよ、そういうことも当然じゃないんです。
これは、素晴しい神様が創られた世界なんです。
人間が、そんなに幸福に暮らせるような世界を創って下さったんです。
それが分るためには、一旦不自由な世界へ行ってご覧なさい。三次元へ行ってご覧なさい。
三次元へ行くと大変ですよね。あなた方の毎日のご飯を考えたって偉い女性が、
ご飯の準備をしたりしなければいけないわけです。
こういう人生の、何というか無駄と言っちゃ失礼だけれど、必要な時間があるわけです。
或いは睡眠時間なんて言って、一日八時間普通の人は寝ています。
ここに居る誰かさんなんか、一日十二時間位眠たりして、要するに人生の半分位、
寝たままで終わっちゃうなんていう人も居るわけですから、
こういう人たちにとっては本当に無駄な、辛い人生なのです。
八十年生きてたって、四十年寝てたりしてるかも知れません。
そういう不必要な時間というのは随分あるんです。
ところが、私たちは意識体だから、もう二十四時間、そんな時間はないけど、一日二十四時間、フル活動です。
ところが、あなた方は八時間寝なきやいけない。
残りの八時間は飯を食べたり、トイレに入ったり風呂に入ったり、そして正味働くのは八時間です。
これは三分の一ですね、三分割と言って、やっているわけです。
こういう不自由な世界に生きているわけです、これを知るわけです。
そして恋愛だって、「僕は彼女が好きだな、でも彼女は僕を好きかどうかわからない、
どうかな、手紙を書いてみようかな」書いてみる、返事が来ない。
「本当は好きだけど恥ずかしくて返事を書けないのかな。もう一度書いて見よう。あ、返事がまだ来ない。
三通目、まだ来ない、じゃ電話掛けてみよう」電話を掛けたら母親が出て来て、
「家の娘は今日は予定がございます」
「ああ今日はあるんですか、じゃ明日は」
「明日は友達とちょっとテニスに行きます」
「じゃあさっては如何でしょうか」
「あさっては風邪をひく予定です」
「しあさっては」
「しあさっては病気です、出れません」
なんて言って、そこまで言われて初めて「どうやら交際許してくれないらしいな」と馬鹿な人は分るわけです。
馬鹿な男はこういうことをやらなければいけない。
ところが私たちの世界では、私も行ったことがありますが、天人の世界へ行けば、
女性なんかみんな美人なんですよ。綺麗な人ばっかり、
あなたみたいな綺麗な人ばっかり、綺麗な人ばっかりだけれど、
その人が、高橋信次に好意を持っているか、持っていないか、これは一目瞭然なんです。
ピーピーと赤いランプが点いたり、ピッピッピッと黒いランプが点いたりするわけじゃないけど、
見た瞬間にこの女は俺を嫌っているな、ああこの女は、俺よりもっと足の長いのが好きなんだとか、
もっとハンサムボーイ求めているなということが、見たら一瞬で分るんです。
だから失恋なんてあり得ないんです。向こうが好感持っていたら、直ぐ分っちゃいます。
嫌いだったら、あっちへ行けって言うようなもんで、お互いに全然近寄らないんです。
別の世界に住んじゃいます。
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