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神理の発見

私たちが生きていく上で一番大切なもの、そして真の幸福へと導いてくれるもの
もしそうしたものがあるならば、それは本当の意味での宝かもしれません。
それが誰によって書かれていたとしても、たとえわずかな期間に書かれたものであったとしても
その中に神理の光が宿っており、真に人々を幸福に導く法であるならば
それを後世に残していくことが使命であると思いこのブログを立ち上げてみました。
これからすばらしい神理が発見できれば、ここにて紹介してゆこうと思っております。

スウェーデンボルグ霊示集 -天界の黙示録- 8  

スウェーデンボルグ霊示集128-184


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イエスとの再会

こういう話をして、私はそのアルプスの上を越えてきたわけですが、
やがて、南に下り、いわゆる砂漠の地方といいましょうか、
イスラエルの上空を通りかかったときに、またひとつの表象が現われてまいりました。

その方がだれであるのか、私にも一見してわかりました。
それはイエス・キリストといわれる方その人でした。

その時のイエスは歳のころはやはり三十代に見えましたが、
髪はブロンドで長く、鬚をはやし、手には杖を待っておりました。

白い衣服は足首までたれ、そして、腰には威厳のあるベルトをしておられました。

そのイエスの姿が遠くに見えていたかと思うと、だんだん、だんだん大きくなり、
間近にこられたときには、また私の目には数十メートルもあるかに見えました。

そして、馬車がそこでとまりました。
すると、私の目の前に数十メートルはあろうかと思うイエスが近づいてこられ、
そして、膝をかがめて私に会釈をされました。

そのときイエスの頭には、大きな王冠が飾られておりましたし、
その目はダイヤモンドのように光っているのが見えました。

そして、これは目の錯覚でしょうか、私にはこのかがまれたイエスの背中に大きな翼があるように見えたのです。
大きな翼です。

翼だけでも十五メートルはあるのではないかと思われるような、大きな翼がついているように見えました。
そして、イエスの頭の王冠の上に大きな白い、あるいは金色であったかもしれません、
輪がかかっているかのように見えました。

「ああこれが有名な天使の冠だな。」と思った瞬間、
そのイエスの後ろに居並ぶ天使たちの姿が見えました。

その天使の数は、私の見たところ、約三千名はいたのではないでしょうか。
はるかなる後ろまで、大軍団、大軍勢となって天使たちが一同に会しているのです。

それぞれ雲の上に軍団となって乗っていて、そして不思議なことに金色の剣、
銀色の剣、ダイヤモンドの剣、そういうものをいっぱい持っていたので、

「どうやらこれはイエスの指揮される天の軍勢が、いよいよ大きな仕事を始められるらしい。」
というように感じました。

そこで私はエリヤに「あれは、どういう意味なのですか。」というふうに尋ねたわけですが、
二つの意味があるとエリヤは私に答えました。

「第一の意味は、イエス様があなたの仕事に対して敬意を表しておられるということだ。
第二の意味は、天使の軍勢があれだけ出てきているということは、これから大いなる戦いが起きるということなのだ。

それは地上に混乱を起こそうとする勢力と、天使軍団との戦いという意味合いなのだ。

また、それだけの軍団が控えているのだから、
お前は安心して、仕事をしなさいという意味でもあるのだ。」

そのようにエリヤは私に語りました。

それで私はエリヤにまたたずねました。
「いったいこの今回の仕事の目的はどういうところにあるのでしょうか。」

そうすると、エリヤが私に答えたことには、
「それは、それは、大きな仕事のようだ。

私にもまだ全貌は十分にはわからないけれども、
どうやら人類の歴史の流れを、まったくちがった方向に変えようとしているらしい。

そのために大きな力が集まっているらしい。
天上界の総力が集まっているらしい。

エル・ランティという人の姿をお前は見たであろうし、またイエス様の姿も見たであろう。
ああした方々はおそらく天界の最上級の世界の人びとなのだと思う。

そういう人たちが、今あなたの出番を見送っているということ自体、
これはひじょうに異常な事態であると考えてもよいだろう。

私自身が感じるのは、ここ一、二年は、まだほんの始動期にしかすぎないが、
やがてこの大きなうねりは、日本全国、また日本を通じて全世界に広がってゆくのではないかと思えるのだ。

こういう大きな事業が始まるらしい。東の国ではもうこの仕事が始まっているのだ。

お前が出る前に、もう五十冊以上の書物が出され、今神理の軍勢が、
兵隊が前進しているということを示しているのだ。

お前の力は十分ではないかもしれないが、どうかこの大きな動きの一端を担ってほしい。」
エリヤはそのように語りました。

このエリヤという人の、どことなく崇高で、威厳があっておかしがたい気品に、
私はまったく打たれてしまいました。

やがて馬車は中東を過ぎ、そして南洋を過ぎ、東へ東へと空を飛び、やがて東の国が見えてきました。



-天界の黙示録- 7

-天界の黙示録- 9


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