イエス・キリスト霊示集 -愛の原理- 2 
2016/07/10 Sun. 08:54

神は、私たちをけっしてさばくことはありません。
けっして、私たちを見捨てることはありません。
それは、私たちが、たとえ、どんな悪を犯そうとも、どのような人になったとしても、
そして、たとえ世界中の人に見捨てられたとしても、神はけっして見捨てることはない。
神は、ありのままの私たちを受け入れてくださることでしょう。
そして、その罪をどこまでも、どこまでも、赦し、赦し、赦し続けてくださることでしょう。
そして、どこまでも、深く、深く、私たちを思いやってくださることでしょう。
どこまでも、どこまでも、深く、深く、心配してくださることでしょう、癒してくださることでしょう、
かわいがってくださることでしょう、どこまでも、どこまでも、愛を与え続けてくださることでしょう。
愛といういうのは分かち合いなのです。
母親の愛を見てください。自分の子どもが、頭が良かろうが悪かろうが、
姿形が美しかろうが醜かろうが、運動神経が良かろうが悪かろうが、才能があろうがなかろうが、
「かわいい」と一心に抱きしめる。それが母性でしょう。
神の愛とはそのようなものです。
だから、あなた方が優れているから、優れていないからといって、神が差別されることはないのです。
神が、私たちをいとおしみ、慈しんでくださる思いが、どれほど深いものか、どれほど慈愛に満ち満ちたものか、
それは、肉体をもって生きている私たちには、なかなかわからないことなのかもしれません。
しかし、いつの日か、永遠の生命をもち、永遠の転生輪廻を繰り返していくなかにおいて、
永遠の進化をしていく途上において、いつの日か、神の御心がわかる日がくるでありましょう。
そして、それは、人間として生まれたなかにおいて、最大の幸福の瞬間でありましょう。
そして、そこにあるものは、神に対する圧倒的な感謝以外、なにものもありえないことなのです。
そうであるならば、そうした神の愛に感謝したならば、それを分かち合ってゆきましょう。
多くの人々の、喜びも悲しみも、苦しみも、他人ではなく、自分のこととして、自らの喜びとして、悲しみとして、苦しみとして、
すべてを分かち合ってください。
そうすれば、他の人びとも、必ずや、あなたとともに喜んでくれることでしょう。
あなたとともに悲しんでくれることでしょう。
私たちはみな、神の子なのです。
別々の存在のように見えるかもしれない、しかし、すべて私たちは、心の奥底において、つながっているのです。
すべては、神の子として一つの存在なのです。
ですから、共に、すべてを受け入れ、許しあい、分かち合い、共に進歩してゆきましょう。
無限の時を、ともに幸福になってゆきましょう、喜びも悲しみも、すべてを分かち合いながら、
神に向かって、ともに進化発展してゆきましょう。
それを、神様は、大いなる期待をこめて、大いなる祈りをこめて、無限の時を与えて待って下さっています。
それが、愛であり、神の御心そのものではないでしょうか。
そして最後に、付け加えておきたいことがあります。
他の人に対して与えた愛、それは、与えられた人そのものを幸福にするものであり、すばらしい光であることに変わりありません。
しかし、それと同時に与えた愛というものは、めぐりめぐって自らに還ってくるものなのです。
与えた愛というものは、他の人を幸福にすると同時に、与えた人そのものに還ってくるようになっているのです。
では、それは、どこから来るのでしょう、どこからそれは、与えられるようになっているのでしょう。
それは、神からくるのです、神から大いなる恵みとして、すばらしい幸福として、すばらしい光として、
神様から与えられるようになっているのです。
与えた愛というものは、それすなわち、与えた人自身のものになるようになっているのです。
どうか愛を与えてください、見返りを求めることなく、愛を与え続けてください、与えきってください。
そうすれば、必ずや、幸せの原理として、あなた方に戻ってくるでありましょう。
どうか、この言葉を信じてほしい、そして勇気をもって、希望をもって生きて言ってほしい。
それが私の願いです。
-愛の原理- 1
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