黄金の法 -心の原理- 
2016/02/28 Sun. 14:18

私たちは、肉体として、ある時突然に母親のおなかの中において生命を受け、
そして、肉体としてこの世に生命を受けたならば、その数十年の人生を生き、そして寿命がつきたのち、
お葬式をされ、焼き場にてその肉体を焼かれてしまえば、
それですべてが終わってしまうのだと思っておられる方が多いでしょう。
ほとんどの人びとが、人生はこの世限りであり、肉体がすべてであるのだ、といわれる方が多いでありましょう。
しかし、私がここにて申し上げているように、そうではないのであります。
それは間違った考え方なのであります。
私たちの本来の姿は、霊であり、魂であり、心であるのです。
はるかなる昔に、神の光が燦爛してできた光そのものであるのです。
私たちは、あの世の世界では、霊として存在しているのです、魂として生きているのです。
霊という言葉に違和感があるならば、意識体といってもよいでしょう。
私たちは、あの世の世界においては、意識として存在し、意識として、念いそのものとして生活しているのです。
あの世の世界では、心の中はすべてガラス張りであり、心の中で念っていることは、すべての人に見えてしまいます。
つまり、その人がどのような思いでもって生きているのか、どのような心の持ち主であるのかが、
姿かたちとして現われるようになっているのです。
念いの姿が、心のあり方が、その人の姿かたちとなって現われる、そのような世界なのです。
高貴な念いの持ち主であるならば、その人は、気高い、高貴な姿として現われてくるでしょう。
愛に満ちた、光に満ち満ちた、人びとを救済しないではやまないという心の持ち主であるならば、
それは、光に満ち満ちた姿となって、天使そのものの姿として現われてくるでありましょう。
そうした世界が、あの世の世界であり、実在の世界の真実であるのです。
そして、あの世における心のあり方を決めるのは、
今、私たちが生きている、この世の世界において、どのような思いでもって、どのような心でもって、
この世界を、わずか数十年の人生を生き抜いたかにかかっているのです。
この世の世界は、それは厳しい世界であります。
天使のような心をもった人たちばかりがいるわけではありません。
それは、さまざまな心をもった人たちがいるわけであり、
そうした人びとの中で、非常に厳しい精神生活をしいられる事もあるでしょう。
しかし、あえてそうした厳しい環境の中において、天国的な生活を送れたならば、
すばらしい心でもって生き抜いていけたならば、死後、光に満ちたすばらしい世界に還ってゆけるようになっているのです。
これが、私たちが生きている世界の真実なのです。
この書には、過去の偉人の転生の歴史が書き綴られています。
私たちは、永遠の生命を持って転生を続けているのであり、さまざまな時代、さまざまな地域、
さまざまな異なった国における転生の記憶を持っているのです。
さまざまな環境、さまざまな文化、そして、その人生の中において、さまざまな異なった職業を経験しているでしょう。
そうした、すばらしい環境の中で、永遠の進化を続けてゆけるのです。
どうかこうした真実を心に刻んで、日々生きていってほしいと思います。
そうしたならば、必ずや光り輝く未来がみなさんに訪れると信じております。
category: 黄金の法
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