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神理の発見

私たちが生きていく上で一番大切なもの、そして真の幸福へと導いてくれるもの
もしそうしたものがあるならば、それは本当の意味での宝かもしれません。
それが誰によって書かれていたとしても、たとえわずかな期間に書かれたものであったとしても
その中に神理の光が宿っており、真に人々を幸福に導く法であるならば
それを後世に残していくことが使命であると思いこのブログを立ち上げてみました。
これからすばらしい神理が発見できれば、ここにて紹介してゆこうと思っております。

永遠の法 -五次元の世界- 3  

永遠の法120-171


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3魂の喜び

四次元幽界では、まだ十分に「魂の喜び」というのを味わうことはできませんでした。

幽界の世界においては、「魂の驚き」ですね、魂であることの驚き、あるいは、
新鮮さということを人びとは体験しています。

霊であるということ、これは、いろいろと不思議な体験ができるのだなということを感じているわけです。

しかし、五次元霊界では、「魂の喜び」というのを、人びとは感じていくことができるのです。
言うならば、四次元霊界の世界では、まだ地上生活との区別が十分についていないということです。

しかし、五次元霊界に来ると、この幽界に住んでいたときにまとっていた幽体という、いわば一種の肉体ですね、
あるいは、衣服と言ってもいいかもしれない、これを脱ぎ捨てて来ておりますから、
魂は、さらに精妙になってくるわけです。

すなわち、この五次元においては、魂というのが前面に出てくるわけです。

魂とは、人間としての意識をもった霊です。それを魂と言います。
この魂が喜びということを感じ始めるわけです。

では、それは一体いかなる喜びなのでしょうか。いかなる喜びを魂は感じるのでしょうか。
魂が喜びを感じるとき、それは大きく言って、二つあります。

魂が喜びを感じる第一のときは、まず、自分が向上したと感じるときであります。
自分の向上が感じられたときに、魂は、喜びを感じる。

では、どうしたときに自分の向上というのを感じるのでしょうか。

魂が自分の向上を感じる、それは第一に、自分が善なる存在であるということを確認できたときです。
善なる存在、善き存在であることを確認できたとき、このときに向上を感じるわけです。

自分が善なる存在であるということを確認できるとは、一体いかなることでしょうか。

これはすなわち、他人の役に立っているということです。
他人の役に立っていると感じたときに、魂は、喜びを感じるわけです。

これは地上にいる人間も同じです。あなたがいてくれてよかった。あなたのおかげでこういう具合にうまくいった。
こうしたことばをもらうと、地上にいる人間でも、非常に喜びを感じます。

なぜならば、自分が他の人びとの役に立っているということを知ることによって、
自分が拡大したときの喜び、向上したときの喜びとなるからです。

自分が単に自分だけの人生を生きているのではなく、自分という存在があることによって、
他の人びとが喜んでいると感じる。

そのことが、自分が自分ひとりの人生以上の人生を生きているということになるわけです。

つまり、何倍もの生き方をしている。これが自己の拡大であり、また、向上でもあるわけです。
このように、魂が喜びを感じる第一の場合は、良きものとしての自分の確認、すなわち、他人に喜ばれるということです。

それでは、魂が喜びを感ずる第二番目のときとは、いかなるときでしょうか。

それは、新たな知識を獲得したときです。

他人が喜んだとき、他人の役に立ったということが、第一点であれば、
第二点は、新たな知識を獲得したとき、こういうことになります。

しかも、この新たな知識というのは、地上で言うようなテストのための勉強の知識ではないのです。
この新たな知識というのは、神が創られた世界についての発見です。新たな発見をしたとき、魂は、喜びを感じるのです。

魂には、さまざまな性質があり、さまざまな能力があり、さまざまな力があります。

しかし、五次元霊界の人は、まだ、魂の力のすべてについては知っていないのです。
この五次元のなかには、いわゆる食事をしているような人もまだいることはいるのです。

もちろん、食べなくても生きていけることは、彼らは十分知っているのですけれども、
食事をするということに生きがいを感じたりする人もいるし、また、食べものをつくっている人もいます。

あの世の五次元世界においては、畑作業をしている人もいるのです。野良作業をしている人がいるのです。

また、田植えをしているような人もいます。これは、生前農業をやっていた人たち、
そういう善なる人たちが来て、作物を育てるということに生きがいを感じているからです。
五次元世界では、こういう人たちが生活をしております。

しかし、彼らも、単にそうした日々の仕事をしておりながら、これはほんとうの世界
ではないんだ、ほんとうのあり方ではないんだ、と思うようになる。こうした作物をつくらなくとも、
人間は霊的な喜びを感じながら生きていけるのだということが、だんだんとわかってきます。

そして、サツマイモならサツマイモと見えしもの、それが三次元的な物質のサツマイモではなくて、
ほんとうは、彼らの心のなかにできた霊的なサツマイモであるということを知るわけです。

つまり、彼らの心が富んでいれば富んでいるほど、彼らの心が豊かであればあるほど、美しいサツマイモが採れるのです。

地上の世界では、水のやり方、肥料のやり方、化学的な方法がいろいろあるでしょうが、
あの世では、必ずしもそうではなくて、丹精を込めてつくると言いますが、
まさしく心を込めてそういうものををつくれば、目に鮮やかなサツマイモが採れるわけです。

こうした霊的世界のしくみというのを、彼らは知るのです。
思ったことが実現していく世界ということの本質を、だんだんに知っていきます。
この「知る」ということが、彼らにおける二番目の喜びとなるわけです。




-五次元の世界- 2

-五次元の世界- 4

category: 五次元霊界

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