永遠の法 -四次元の世界- 4 
2014/11/12 Wed. 23:09

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天使の活躍
現代のいわゆる常識人と言われる方がたは、天使という存在について、
なかなか信じることができないであろうと思います。
たとえ敬虔なクリスチャンと言われる人たちであっても、天使という存在に対して、
心のなかでは信じているにしても、実感としては、そう簡単には信ずることができないはずです。
キリスト教で言う「父と子と聖霊」というようなことが言われているわけですが、まあ、
父なる神というのは分かる気がしても、また、子なるキリストも分かるにしても、
聖霊たちということになると、なかなか分からない。
また、天使とか、悪魔というのは、昔のグリム童話か何か、童話集か何かに出てくる存在であって、
まさかこの二十世紀の時代に、天使や悪魔がいるとは思えない。
ですから、九割以上の人が、それを一笑に付すことになってしまいます。
しかし、これは昔話でも何でもないのです。洋の東西を問わず、古今を通じて、
天使的な存在と悪魔的存在についての話というのがあります。
それは、文明国であっても、発展途上国であっても、同じです。そういう話が、実際にあります。
それはなぜかと言うと、現にそうしたものがあるからです。
天使というものは、一言で言えば、高級霊の総称であります。
しかし、高級霊と言っても、さまざまな段階があります。
後で説明をしますけれども、六次元神界の上段階あたりから、天使と言われる存在がいるのです。
いわゆる諸天善神のクラスです。
その他、菩薩とか、如来とか言われる人たちも、天使と言われています。
こうした天使のなかで、まだ地上を去ったばかりの人たちを救う天使というのは、いわゆる第一段階の天使たちです。
この第一段階の天使たちは、法を説くというよりは、現実的な人間の魂の救済のために働いています。
こうした天使たちの数は、非常にたくさんおります。何億人もいるわけです。
この世を去ってあの世に行ったばかりの人たちを導いたり、あるいは、その人たちを収容して、
さまざまな教育をしたりしている天使たち、すなわち、第一段階の天使たちというのは、数多くいます。
そして、ひとりひとりの思想、信条、宗教環境に合わせた、そうした天使たちが出て来て、指導するわけです。
キリスト教圈では、やはりキリスト教系の天使たちが指導しております。また、仏教系では、
仏教系の諸菩薩がそういう指導をしていることが非常に多いですね。
つまり、その人自身が信じられるような形で出て来るわけです。
しかし、天使たちと言っても、決してあの世だけに存在しているのではなくて、彼らの多くは、
何百年か千年ぐらいの単位の周期で、地上に生まれ変って来ております。
そこで、なぜ彼らもそういうことをするかということですけれども、
地上での自分自身の魂の修行ということもありますし、地上を浄化するという目的もあります。
しかし、そういうことだけでなく、人間としての感覚を忘れないために、ときおり地上に出て来るのです。
つまり、天使としてあの世であまり永い間存在していると、人間の考え方、心のもち方、
そうしたことが、理解できなくなってしまうからです。
天使たちが、より良き教育者となるためには、自らがそうした地上の感覚を身につける必要もあるわけですね。
ですから、そうした必要から、天使たちも地上に生まれて来るということです。
そして、地上的な感覚を身につけることによって、より多くの人たちを導き、また、
対機説法ができるようになってくるわけです。
このように、地上を去った皆さんは、まず最初に、天使の活躍というのを感じます。
光まばゆい魂たち、そういう人たちが来ます。キリスト教系の人たちにとっては、
羽根の生えた天使のような姿で現われることもあるし、仏教系の人にとっては、
お坊さんのような形で現われることもあります。
また、神道系の人たちにとっては、神主さんのような形で現われることもあります。
いずれにせよ、どういう高級霊であっても、その天使の姿を見ると、光輝いて、
まばゆく後光が射しているということに気がつくはずです。
その姿を見て、それまで、神とか、仏とかを信じなかった人間であっても、「神様」と、
あわてて手を合わすような恰好をします。
すなわち、人間は、本能的に高級霊たち、あるいは、神仏の存在というものを、信じているからです。
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category: 四次元幽界
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