卑弥呼の霊言 -六次元神界の様相- 4 
2023/08/22 Tue. 23:41

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こちらの世界で通用するお金とは
善川 なる程、そうしますと、そういう品物を購って来るには“お足”というものが要ると思うのですが、
そのお金はどうするのですか、どうして儲けて持っているんですか……。
紫 金は、? ……お金はいらないのですね、ハイヒールが欲しいなと思えばハイヒールを呉れるのです。
くれて有難いなと念うと、それがお金なんでしょうか、向うの店の方というのは、
ハイヒールを私に売って下さるのですが、ハイヒール相応の有難いな、
という気持を持つとそれで満足されるのです。
善川 その有難いな、という気持が金銭の役割をするんですね。
紫 はいそうです。ハイヒールを買う時はハイヒールに対する分の感謝をすると、向うは悦ぶし、
ハイヒールを買うよりはテレビの方が高いですから、
テレビを買う時はテレビ代だけの感謝の念を置いてくると喜んでくれるのです。
善川 そうしますとね、その靴屋さんとか、テレビ屋さんとかいう店の方は過去世において
この地上においてはそういうご商売をされておった方達なんでしょうか。
紫 同じことをされている方もあるし、全然別のことをされていた方もおられるような感じでもありますし、
私もよくは知りません。余り個人的なことを聴くのはこちらの世界では
失礼なことになっておりますので聴かないのですけれども……。
善川 まあ、あなたがかつて文学をやっておられた関係からして、現在もそういう方面に興味があって、
やっておられるというようなもので、やはり商売人の方はやはり
商売人としてのお仕事をされておられるのでしょうかね。
紫 そうかも知れませんし、最近来られる方々というのは、今あなた方の世界にあるスーパーとかですね、
そんなものをつくっておられて非常に便利になっています。
大きな百貨店のようなものも造っていますし、そこへ行けば何でもあるんです。
いい服が欲しいなと思えばありますし、望みどおりのものがみつかる、
というのがこちらの世界のいいところなのですね。
私が前の日に、明日は紫色のワンピースが欲しいなと思って、次の日に出かけて行くと、
思った通りのものがあるんですね。
で、お店の人に聞くと、いや、きのうなんか紫色のワンピースが欲しいなと思うようになって
仕入れて来たところだと、仰るのですね。そういうふうに欲しいものが手に入るということです。
善川 そうですか、そこでお尋ねしますけれども、あなたはさきほどお料理してお食事されるといわれましたが、
これはお食事をしているような感じがするのですか。
紫 いえ、でもお客様なんかみえる時に、何もお出ししないと失礼に当たりますし、
いいえ、時々なんですけどね、やはり料理を作ったり、食べなくてもいいんですけれども…やっぱり…
善川 食べる素振りをするんですか、お客は?
紫 素振り…、いや、食べますよ、素振りではなくて食べますよ。
でも食べなくても生きていけるところが違うのは違うんですが、食べなくても生きていけるんだけども、
生活に潤いがなくなるから時々食事というものをします。
善川 そうしますと、食べなくてもいいし、食べてもいいと。
柴 ですから八百屋さんもあれば、魚屋さんもあります。
善川 はあ、そうですか、その買物に行ってもお金は要らない ー
紫 そうです。魚を買う時は魚一尾分だけの感謝の念を置いてくれば悦んでくれるのです。
感謝の念が彼らの蓄えになって、彼らがこんどは何かを購いに行くときは、その感謝の念を、
出せばまた何かを貰えるということになっています。
善川 あの、たとえばですねえ、この次元が違いますけれども、私達が貴女に、ここでお話しして頂いて、
ああ、ありがたかったという感謝の念が湧いたときにそれは、あなたのプラスになるんでしょうか。
紫 はい、なるんです。私の経歴といいますか経験の中において、一つのご褒美といいますか、
勲章と申しますか、箔がつくと申しますか、何か、そういうふうなものになってまいります。
善川 そうですか、結局そちらの世界に入りますと、人びとの念が一つの宝とも糧ともなるというような形ですね。
紫 そうです。
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