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神理の発見

私たちが生きていく上で一番大切なもの、そして真の幸福へと導いてくれるもの
もしそうしたものがあるならば、それは本当の意味での宝かもしれません。
それが誰によって書かれていたとしても、たとえわずかな期間に書かれたものであったとしても
その中に神理の光が宿っており、真に人々を幸福に導く法であるならば
それを後世に残していくことが使命であると思いこのブログを立ち上げてみました。
これからすばらしい神理が発見できれば、ここにて紹介してゆこうと思っております。

永遠の法 -四次元の世界- 3  

永遠の法120-171


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肉体の記憶

まあ、こういうふうに、ほとんどの人は、一様に、あの世の世界に来てショックを受け、
また、たいてい狼狽をするのですけれども、そうこうしているうちに、だんだん、
自分のあの世での生活というものに慣れてきます。

そして、いわゆる幽霊のように足がないわけではないのですが、
もう肉体がなくても自分が生きていけるということに気がついてきます。

不思議なことに、二十日、三十日と何も食べなくても死なないということ、
何も飲まなくても生きていられるということ。こうしたことに、最初の驚きを感じます。

そしてやがては、地上の人びとに話をしても、もはや何も聞こえないのだということにも気がついてきます。
そこで、いつまでもこうしたことをしていたのではいけないということも分かってくるわけです。

こうして、霊となった人間は、新しい感覚というものを身につけていくようになります。
その新しい感覚とは何か。

すなわち、霊的な感覚です。空中にも彷徨うことができるし、
物体を通り抜けることもできる。動こうと思えば、すぐに距離を移動できる。そういうことを感ずるわけです。

まだ地上に思いが残っていて、あの親戚の人に挨拶をしたい、あの友人に合いたいと思うと、そう思った瞬間に、
体が何百キロでも移動してしまう。こういうことに、最初は新鮮な感激を覚えるのですけれども、
やがては、このことが普通になっていきます。

そして、小学校一年生と同じように、新たな世界のなかで、自分がどう生きていかなければいけないのか、
その世界観の獲得と、自己認識のあり方というものを、探究し始めるようになります。

このように、肉体の記憶というものは、だんだんに薄れていくわけですが、なかには、それが薄れないで、
ますます強くなってくる霊もいます。つまり、二種類の霊が分かれてくるということになるわけですね。

地上を去って、しばらくこの現象界を徘徊していた霊たちも、やがて四次元世界にある収容所に連れて行かれます。
ほとんどの場合は、本人の友人、両親、守護霊、こうした者に導かれて連れて行かれるのですけれども、
その収容所において、自分の生きていたときのことを反省させられます。

そのときの反省の基準というのは何か。つまり、自分の人生が、いかに霊的な目から見たら変であるか。
おかしかったか、と。
こうしたことを主として教えられるのです。

すなわち、肉体中心の生き方をしてきたということについて、つくづく反省をさせられることになります。
そして、肉体中心の生活をしてきて、霊的に目覚めなかった者が、いわゆる地獄という世界に、
自らの選択と自らの判断によって赴いて行くことになります。そこで、さらに厳しい試練を受けるわけです。

しかし、自らが霊的な生き方をしなかったとしても、それを過ちであったと素直に認め、悔い改めたものは、
やがて、四次元のなかでも、精霊界という調和された霊たちがいる世界へと行くことになります。

このように、肉体をもっていたときの記憶というものを中心にして、その人の人生が分かれてくるわけです。
これは、いわゆる閻魔大王が裁くのかというと、そうではなくて、自分自身の良心、善なる心、
神の子としての本性が、これを裁くことになります。

地獄も、長年いるうちには、自分が厳しいことをさせられていると思うのですが、ほんとうは、死後しばらくして、
自分自身まだまだ修行が足りないと思って、守護霊たちと相談の上で、地獄で修行することになるのです。

ただ、狂暴な人になると、そういうことではなくて、真っ逆さまに地獄へ行くというような現象もなきにしもあらずです。
こうした者たちが、地上の人間を惑わすために暴れているということですね。

これは、地上にも暴力団とか、ヤクザとか、そういう者がおりますけれども、
まあ、これと同じ類であると思って間違いありません。




-四次元の世界- 2

-四次元の世界- 4

category: 四次元幽界

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