ニュートン霊示集 -私の見た世界- 1 
2023/03/11 Sat. 14:09

今回はニュートンの霊示集を紹介させていただきます。
ニュートンは万有引力の法則を発見した人であり、
近代における最大の科学者として知らない人はいないでしょう。
そのニュートンが今現在どのような考えを持っているのか、興味はつきないと思います。
宗教と科学は相反するもののように思われがちですが、
そうではなくて、実は同一なものかもしれません。
そう遠くない将来、霊界の存在が科学的に証明される日が必ず来ると思います。
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地上の生活を霊界の存在形式に近づけた科学
アイザック・ニュートンです。今日は、科学者として私が
こちらで見た世界について話をしていきたいと思います。
こちらというのは、言うまでもなく、あなた方が霊界という言葉で呼んでいる世界のことです。
この霊界は、ひじょうに広大無辺な世界で、いまだかつてこの世界のことが明瞭、
明確に説き明かされたことはないと言ってよいでしょう。
なぜ、この世界が厳然として存在するにもかかわらず、
明瞭、明確に説き明かすことができないのでしょうか。
そしてまた、だれもそのことに成功しないのでしょうか。この事実について考えてみたいと思うのです。
地上の人びと、とくに科学を勉強し、それを信奉している人たちは、
どうしても霊界というものに対して背を向けがちであります。
それがなぜなのだろうか、と考えたときに、
大きく二つの原因がそこにあるように、私には思えるのです。
第一の原因は、この死後の世界というものが、科学的アプローチによって、
きわめて検証しにくい世界であるということです。
海の底であるとか、あるいは大気中、宇宙外、
こうしたところは人間的努力によってある程度探究の可能性がありますが、
この霊的世界はそう簡単に探究できない。
そして、探究できるのは科学者と言われる人びとではなくて、突如、
天から降って湧いたような霊能者、預言者といわれるような方であるからなのです。
そこで科学者は方法論的問題において、まず第一番目の困難に行き当たるわけで、
こうした方法論的にきわめて可能性が少ない場合、彼らは自動的にその世界を避ける傾向にあります。
第二の原因は、やはりこれは教育あるいは文化の問題として考えられるでしょう。
霊的世界について語ったことは、これは人間が原始の時代に素朴に信じていたこと、
というふうにとられて、近代社会のなかではそうしたものはないという考えが主流になってきているからです。
この考え方の基礎をなすものに、二つあると思います。
一つは、技術的進歩によって、環境を変ええた、人間を幸福にしえたというその自負の面だと思います。
地上を幸福にするものは、神だとか霊だとかいうものではなくて、
人間自身が工夫し創意し発明した科学技術なのだ、という一つの自惚れです。
これがあると思います。
もう一つは、地上がひじょうに住みよいものとなってきたという事実そのものに帰せられることでしょう。
地上が住みよくなってきた、ひじょうに便利になり、面白くなってきた。
こうしたこと自体、霊的関心を失わしめるのに、十分な基礎をつくっていると言えるかもしれません。
人間は不自由ななかにおいては、自由を求めます。
けれども、自由のなかにおいて自由を求めるという心は、次第しだいに薄れてきます。
まず、情報の自由があります。世界各国の情報を瞬時のうちに入手できるといった自由があります。
また、これ以外にも、交通機関、運送、運輸、移動の自由というものがあります。
こうした移動の自由はある意味で地上生活を霊界に近づけているといってもよいかもしれません。
ほんの数十年前には、地球の裏側にまで旅行するということは、
きわめて難しいことであったかもしれませんが、現在ではだれもが海外旅行に出掛けて行きます。
飛行機という便利なものがあって、地球の裏側でも十数時間で行けるようになりました。
これは、地上の人間の生活がある意味において、きわめて霊界に近づいている、その理解や価値観は別として、
その存在形式、運動形式自体が霊界に近づいていると言うことができるのではないかと思います。
すなわち、霊界というのは念う速度にきわめて近い速度で、空間移動ができる世界のことです。
それゆえに、飛行機の登場、また飛行機以外のものであっても、きわめて高速度で移動できるものの登場は、
霊界の運動法則を地上に現出させるのに効果があったと言えるかもしれません。
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