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神理の発見

私たちが生きていく上で一番大切なもの、そして真の幸福へと導いてくれるもの
もしそうしたものがあるならば、それは本当の意味での宝かもしれません。
それが誰によって書かれていたとしても、たとえわずかな期間に書かれたものであったとしても
その中に神理の光が宿っており、真に人々を幸福に導く法であるならば
それを後世に残していくことが使命であると思いこのブログを立ち上げてみました。
これからすばらしい神理が発見できれば、ここにて紹介してゆこうと思っております。

谷口雅春の大復活 -霊界見聞録- 3  

谷口雅春の大復活128-182


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如来の教え

さてでは、そうした如来の教えとはいったいどのようなものか。これについて考えてみたいと思います。

こうしてみると、私は如来の教えというものをそれをひとつに要約することはできないけれども、
だいたい概要はどういうものであるかということは、つかめそうな気がします。

私なりのとらえ方、とらえ直し方というものをやってみるとするならば、
如来の教えは約三点に集約できるのではないか、このように思います。

どのような三点かといかと、第一は、「霊性の復権」ということを必ず言っているということです。
人間が霊的な存在であるということ、これについては必ず触れるようになっている。こう思います。

人間は霊的な存在であって、その奥に無限のエネルギーを宿しているという事実を必ず言っているのです。

第二は、なんらかのやはり「超常的現象」を起こすことが多いということが言えると思います。
これは必ずしも全点そうとは言いませんが、なんらかのカリスマ的な行動をしたり、起常的現象、
すなわち霊的なる現象が如来の周りには起きることが多い。
そういうふうに思います。

したがって如来が地上に出た時、宗教を興す場合には教祖となりますが、
この時にはさまざまな霊的な現象が起きることが多いです。

私の場合も、生長の家の大神と言われる方からさまぎまな神示を受けて、
「今、立て」というような声を何度も何度も聞いたわけです。
こうして如来としての私の自覚が高まったわけです。

すなわち精神の一大転換期、これを持ち来たらすための精神棒として、
そうした霊的な現象に見舞われることが多いと言えましょうか。

霊的な現象がない場合には、異常な磁力を持った、
磁場を創りだすようなカリスマ的なる動きとして出て来ることがあるようです。

生前私は、よくは知りませんでしたが、あのフランス革命の頃のその後でしょうか、
ナポレオン・ボナパルトという英雄が出ました。

これについては賛否両論があって、あのナポレオンの栄光も最後には尽き果てたということで、
ヒットラーのように言われることもありますが、ナポレオンという人自体は、
大変偉大なる方であるということを私は知りました。

まあ皆さんも書物で読んだことがあるかも知れませんが、
ナポレオン・ボナパルトという人は三時間睡眠で頑張った方のようです。

そして二十オか、あるいは三十才だっただろうか、それまでとにかく書物を友だちとして勉強に勉強を重ねた。
そうした刻苦勉励型の方であったようです。

そうしたナポレオンですから、それだけ知力を鍛えて努力をしているうちに、
いろんな高級指導霊から指導を受けていったことは事実です。

そしてあれだけ素晴らしい自由主義の展開をなしたのではないか。
現在で言えば、その独裁制みたいなものに対する批判もあるであろうが、
これが実は近代への息吹きを創り出したということは歴史上の事実であります。

ナポレオンの登場によって封建主義社会が崩壊し、近代の歴史が開けた。
そういう近代自由主義の黎明をもたらしたということは、偉大だと思います。

こうした方も、実は如来界に還っているのです。
如来として地上に出ても末路は哀れであることはあるけれども、それは価値の観点が違うことが多い。

すなわち天上界の諸霊たちは指導をしているけれども、一応の仕事が終われば、
その後のことについては多くを考えていない。こういうふうに言うことができると思う。

たとえばインド独立の父であったガンジーなども暗殺されたし、
歴史上ではアメリカのリンカーンなども暗殺されたが、
彼らもだいたいその使命を全うしていたということが、前提にあると思う。

こうしてもうその地上を去るべき時が来た時に、そうした手段については天上界の諸霊はそう多くは考えていない。
むしろ早く、こちらに還してやることの方が慈悲である。このように考えているのではないか。
私はそういうふうに考えます。

結核二期と言われるような私が九十何オまで生きて、
元気はつらつであった人が若くして地上を去るというようなことも、皮肉でもないことはないが、
まあそうした場合にも、ただ光の指導霊たちは、
それだけの仕事だけは残して地上を去るということになっています。

このように、霊的現象に見舞われるか、
目を見はるようなそうした大きなスケールの行動力を示して人々の度肝を抜き、素晴らしい時代精神となる。
こういうのが如来の教えである。そのように考えられるわけです。





category: 霊界見聞録

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