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神理の発見

私たちが生きていく上で一番大切なもの、そして真の幸福へと導いてくれるもの
もしそうしたものがあるならば、それは本当の意味での宝かもしれません。
それが誰によって書かれていたとしても、たとえわずかな期間に書かれたものであったとしても
その中に神理の光が宿っており、真に人々を幸福に導く法であるならば
それを後世に残していくことが使命であると思いこのブログを立ち上げてみました。
これからすばらしい神理が発見できれば、ここにて紹介してゆこうと思っております。

心の探求 -心の段階- 5  

心の探求128-184



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水の沸点と如来界のエネルギー

ところが、八次元の如来界という世界に入って来ると、これはさらに温度が上がってきます。

これは七十度-九十度くらいの世界です。かなりこれは沸騰してくるわけです。
お湯の中でもぶつぶつと泡が出て、一部分気体となってきているのですね。

気体が出始めている。七十度-九十度の間には沸騰の現象の一部が出てきて、
フラスコの、あるいはビーカーの底から泡がぶつぶつ出てきています。

明らかにこれは熱湯だということを感じます。
通常の人だと、手を入れると火傷をします。

これはちょうど魂の境涯と同じで、通常の人が間違って八次元如来界などに連れて行かれると、
目がつぶれてしまうぐらいの強い光、あるいはエネルギーに圧倒されてしまうのです。

ひじょうに眩しくて眩しくて、真昼の太陽を見上げるような感じです。火傷をしてしまいます。
けれども、火傷をするような熱湯であっても、それなりの使い道はあるわけです。

消毒をしてみたり、熱湯で消毒することもできるし、
飲む前も、先ほどいったように湯のみに入れるお湯の前段階として、お茶の葉にそそいだり、
紅茶やコーヒーにも使えますね。

そのくらいの温度になってきます。いいものを、そういうふうに出して行くための温度ですね。

あるいは、緑茶の色を出していくためのいい温度になっていきます。
こういう、まあいわば、さらに高度なもののためにあるわけです。

ところが、さらにガスバーナーで温度を加えていくと、九十度を越えてきます。

九十度を越えて、百度近くになると、もうボン、ボンと泡がわき立つと同時に、
水の表面から盛んに気体になっていきます。

ですから、九十度、九十八度-九十九度、百度くらいになってきますと、
もう液体ではなく、全部、気体になってきます。

この、液体ではなく、気体になる瞬間は、何であるか。
もう、人間ではなくなる瞬間、人格を持った霊ではなくなる瞬間ですね。

ですから、九次元世界の住人というのは、人格を持った霊であるところの、最後の姿なんです。
水でいえば九十度-百度の姿なんです。

百度を越えて気体になってしまうと、もう水でなくなる。
目にも見えない。掴むこともできない。ただ気体として、蒸気としてあることはわかる。

ただ蒸気となってしまうと、これはまた大きな力を持っている。
蒸気はタービンを回すこともできる。蒸気機関車を動かすこともできる。

このように、さまざまな力を持っています。大きな力です。

また水がそういう水蒸気になると、その体積というのは、何百倍、何千倍にふくらんで行きます。
それだけ偉大なものなんですね。

通常の人間は、魂というものも肉体の中ヘスッポリ入っている、肉体と同じ大きさだと思っているけれども、
高度に過熱し、熱エネルギーを吸収した魂というのは、水が気体になるように、数百倍、数千倍の体積となってきます。

それだけ大きなエネルギーになっていくわけです。

したがって、地球を司るエネルギーになったり、宇宙に遍満するエネルギーとなっていくわけです。
こういうことがいえます。

このように、あの世の世界というのをそのまま認めることはできないとしても、
ちょうど私たちの近くにある、手頃な水というものの三態、三つの態様というものを見てみると、その変化がある。

水にさえエネルギーの量によってその形とあり方に変化がある。

冷たい氷から溶けて普通の冷たい水となり、冷水から温水となり、温水から熱湯となっていき、
熱湯からさらに水蒸気となってゆく、こういう循環があるのに気がつきます。

これは、氷というものだけを実験上の形としてみたわけですけれども、大自然のなかに流れる水というのも同じです。

河となり、海となって、水というのは地球を潤していますが、
これは太陽の熱エネルギー、光のエネルギーが加わると、蒸発していって水蒸気となる。

水蒸気が、また空中で固まって雲となってきます。雲が、今度、また雨を降らします。
あるいは雪を降らします。こうしてまた川となっていきます。こういうふうに循環しています。

同じように、人間の生命エネルギーというのも、先ほどいった氷と冷水、温水、熱湯、水蒸気、
このどの段階になるかはいろいろありますけれども、何回も循環しているわけです。

熱せられては、また冷やされて水となり、また溶かされては液体となり、また氷となる。
こういうふうに永遠の循環をしているわけですね。

この例でもわかるように、熱エネルギーの量によって、結局、魂のあり方、
それが変わってくるということですね。

これがあの世の世界がエネルギーの区分の世界であり、
上層界に行くほど、強度なエネルギーを持っている点です。

正しくこの理由のためなのです。





category: 心の段階

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