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神理の発見

私たちが生きていく上で一番大切なもの、そして真の幸福へと導いてくれるもの
もしそうしたものがあるならば、それは本当の意味での宝かもしれません。
それが誰によって書かれていたとしても、たとえわずかな期間に書かれたものであったとしても
その中に神理の光が宿っており、真に人々を幸福に導く法であるならば
それを後世に残していくことが使命であると思いこのブログを立ち上げてみました。
これからすばらしい神理が発見できれば、ここにて紹介してゆこうと思っております。

心の探求 -心の段階- 2  

心の探求128-184



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固体-液体-気体という水の三態

たとえば、「水」の一生というものを考えてみたいと思います。
水というのは、零度以下の時には氷になっています。硬い固体です。

この固体である氷に熟を加えてゆくと、だんだん融けてくるわけです。
それでちょうど摂氏零度の時を融点といいます。融点というのは、融ける時点という意味です。
融点といって、零度になると氷は融け始めます。

そして、たとえばビーカーの中に氷を入れて熱していれば、
氷が融け終わるまで温度計は零度から上がりません。しばらく上がりません。

そして、氷が融け終わって液体の水になると、今度は一度から、二度、三度、十度、
二十度というふうに、液体の温度が上がってきます。

そしてこの温度は、百度まで上がってきます。

百度になるとどうなるかというと、これを沸点といいますが、沸騰する点ですね。
沸点といいますけれども、ここから後は、この液体であった水が気体に変わって行きます。
水蒸気になっていくわけです。

こういうふうに、固体-液体-気体と形状が変わって行くことを「水の三態」というふうにいっております。

態というのは有様、態度の態です。水の三態といいます。
これは「水」というものを見て考えているのだけれども、「水」以外でも、同じような現象はおきます。

鉄というような固まったものがありますが、これはひじょうに硬い。

だから鉄は常に固体だというふうに、みなさまは思っておられるかもしれませんが、
鉄も結局は氷といっしょなのです。

鉄という、そういう鉱物が、冷えて固まっているのが、型になったり、スチールになったり、
車体になったり、いろいろしているわけです。

ですから、鉄もどんどん熱していけば、摂氏千五百三十度になった時に融け始めます。

まっ赤になって融けてゆきます。そして液体になります。

これは、鋳物とか、あるいは刀をつくる過程において、
みなさまはよくテレビとか、写真とかで見たことがあるはずです。

まっ赤になって鉄が融け出してゆきます。
液体になるのです。

そして、この鉄の液体も、さらに熱してゆくと、今度は、やはり気体となります。鉄でも気体となるのです。
こういうふうに、固体・液体・気体という三態は、水以外のものでもすべて同じです。

あの、木のようなものでも一緒なんです。
試験管に木を入れて、下からガスバーナーで熱していると、木がだんだん黒くなっていきます。

黒くなって今度は融けてゆきます。液体になるのです。黒い液体になってゆきます。

そして、やがて気体になってきます。

どんな物でも、そういうふうになるのです。





category: 心の段階

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