カントの霊訓 -あの世では階層ごとにどのような人が住んでいるか- 12 
2022/01/20 Thu. 15:51

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菩薩界、七次元世界の様相
更に、この上があなた方ご存知の<菩薩界>であります。
これが七次元である。
菩薩の世界はもう人扶けの世界である。人を救う世界である。
この前の六次元世界、先はど申しあげた六次元世界においては、
まだ己れというものが十分生きているのである。
まだ自分というものを十分磨くことによって、役立つ人間になろうとか、
世の中のためになろうという思いが六次元である。
七次元の"菩薩界" になると、自分を磨くというよりは、どのようにして人のために役立つか、
わが体、わが命をどのようにして多くの人達のために生かすか、
生かすことがどういうことかを考えている人達が中心である。
ということは、彼らは一人であって、一人でないということだ。
一人であって五人分、十人分、百人分、一万人分の人生を生きようとしている人達である。
菩薩というのは、数で言うならば、おそらくは一万数千人から二万人、或いは二万数千人、
おそらくこれくらいの数が居る。
天上界には、では、彼らのうちの一割も居ないかも知れないけれども、
一割弱、千人から二千人ぐらいの人達が常時地上に降りて行っている。
地上には常時千人くらいの菩薩は降りて行っているのである。
時代にもよるけれども、そして千人くらいの菩薩が、さまざまな国に分かれて住んでいるのである。
アメリカという国にも百人、二百人の菩薩がいま出て、さまざまの分野に分かれて活躍している。
経済の分野でもそうだし、経営の分野でもそうだし、科学技術の分野でもそうだし、
或いは宗教の面でもそうである。
そういったところで時代のリーダーとなっている人達というのは大抵は諸菩薩なのである。
また、日本国というところにも、今さまざまな諸菩薩が生まれて来ている。
彼らのうちの一部は、宗教家としても生きているけれども、それ以外の世界で生きている人達も居る。
こういった人のために生きている人達が菩薩であり、彼らは地上において、何十年かの生涯を送ってくるけれども、
また還って来てはこちらで反省をし、どのようにしていけばもっと効果的にさまざまの人々を導けるか、
ということを専門的に研究しているのである。
ただ、菩薩の中において、この二万人前後の中において、一番多いのは宗教家である。
菩薩のうちの六割ないし七割は宗教家である。ほぼ六割くらいが宗教家だと思う。
その残りの四割の中で、一割くらいが政治家、一割くらいが芸術家、一割くらいが科学者、
一割くらいがその他、とこういった分類になっている。
最大集団は宗教家であるけれども、それ以外のプリズムとしての役割を果たしている人達も居るのである。
これが菩薩界である。
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