カントの霊訓 -あの世では階層ごとにどのような人が住んでいるか- 8 
2022/01/10 Mon. 21:32

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霊界、五次元世界の様相
さらに、<五次元世界>の説明をしたいと思う。
五次元にはまず大別して、二つの人々が居る。
その一つ一つのグループというのは、死後短期間のうちに直ぐ五次元、"霊界" に上って来た人達である。
この人達の大部分は、生きていた時に、善良な人達として生きていたということが一つ、
いま一つは、何らかの意味での宗教心、信仰を持っていたということだ。
この信仰心というものは、必ずしも、神を信ずるというものでなくともよい。
或る意味で哲学的に物事を考えられることでもいいし、道徳的に物事を考えられるということでもよい。
何らかの意味において精神性、精神というものの価値に目覚めた人達ということである。
精神の価値に目覚めた、いわゆる肉体を脱した、
肉体以外の精神の価値、精神というものの大切さに気付いた、
心の大切さに気付いた人達が居るのが、この五次元世界である。
四次元においては、地獄においても、地獄以外の世界においても、
まだ肉体というものを中心とした生活を送っている。
ところが五次元においては、精神、心というものが大事だということが分かっているのである。
彼らはまだ本当の意味において宗教の本質や、哲学の本質、世界の仕組みということは全然知らない。
けれども心が大切だということ、善良な思いで生きるということが大切だということは知っているのである。
そういう意味において道徳的には或る程度、善良な市民として生きたいという人が居るのが、
この五次元であり、五次元世界には、人数としては非常に多くの人数の人が居る。
地上の、例えば霊界における存在のうちの五割近い、或いは五割から六割の人が
このいわゆる五次元"霊界"に住んでいるのである。
彼らは毎日、人間としても生活しているけれども、多少なりとも精神的な生活を、
その日々の中に持ち込んでおり、五次元の世界においては、この地上におけるのと同じような、
教会とか、神社、仏閣があるのである。
その中においてまた、徳の優れた人々の教えを乞うている。
或る意味において学習ということ、宗教的な教育というのが中心になって行なわれているのである。
この世界でも光の指導者達が身を窶して降りて行って指導をしているのである。
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