黄金の法 -あの世とこの世の関わり(釈迦の教え)- 
2021/08/08 Sun. 15:02

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一番目の柱とは、実相世界と地上世界、すなわち、三次元の現象世界との関わりです。
釈迦が、常々説いていたのは、こういうことです。
人間には、生まれて来る前にそこにおり、死して、またそこに還る永遠の実相、実在世界があり、
この世は仮の世にすぎないのだ。
実在の世界が、根元の神仏の創造意思によって現出したように、
この三次元世界も、実在の世界の投影にすぎず、我々人間は、影絵の世界に住んでいるようなものである。
この影絵の世界、仮の世界こそ唯一の世界だと錯覚して、人びとは、地上に執着を持ち、
さまざまの苦しみをつくってゆくのである。
この苦しみから逃れるためには、自分が本来いた実在の世界を想い起こすことだ。
そして、物質人間の執着を断って、本来の実相人間になることだ。
さすれば、そこに生の苦しみなく、老いる苦しみなく、病の苦しみもない。
そこにあるのは、ただ歓喜の世界であり、光きらめく光明の化身としての人間なのである。
人びとよ、このことを、まず、悟りなさい、と。
これが教えの最初の柱でした。
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