坂本龍馬の霊言 - 8 
2020/11/20 Fri. 21:40

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高知の人は皆あなたを誇りにしている
善川 あんた最近の土佐の事情ご存知ですか。
龍馬 俺の銅像建っとるらしいな。
善川 こんどまた土佐の青年達や、有志の募金で新しく建て替えたんですわ……
あんたの写真みていると当時は近眼だったんじゃないかな、小さい字は見にくそうにみえるが。
龍馬 そうだな、俺は眼鏡は嫌いじゃったからな。
善川 しかしまあ高知の人は皆あんたを尊敬して、ああして立派な銅像を建てているが、
あんたをやっぱり土佐っ子の誇りとしていますな。
龍馬 まあそうだな、まああんたとこも偉人が出たからいいじゃないか。
善川 誰れが。
龍馬 あんたもそうだし、皆そうだからいいじゃないか。偉人だ、偉人的坊さんだ。
立派な坊さん出たもんだハハ……、そりゃまた石碑も建てにゃ、銅像も建てにゃいかんがな。
言っとくが、俺が見た限りちょっと辛気臭いんじゃないか、抹香臭いような気がするぞ、
あんまり真剣に人生人生と言うな、人生如何にあるべきか、なんて辛気臭いような、
そうよりはな、そんな風にあれこれと自分を縛ってね、
ああしちゃあいかんこうしちゃあいかんなどと思っているよりはね、
俺の言った考えの出っ張りをつくれ、出っ張りの大きなのを造れ、
悪いことやってもええじゃないか、失敗してもええんじゃないか、
もっとええこと、もっと大きいことやれ。なあもっと大きな出っ張りを作るんじゃ、
そうすりやその方がいいんだ。ただしだ、自由にやっていいと言ったって人殺しを自由にやっていいと
俺は言っとれへんぞ、それだけは言っておくぞ。
category: 坂本龍馬の霊訓(一)
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