坂本龍馬の霊言 - 7 
2020/11/19 Thu. 22:06

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抹香臭いのはいかん、人間は明るく大らかでなきゃ
善川 誰か当時の方でお話して頂けるような方があったらご紹介して下さいませんか。
龍馬 どうやら私には飽きてきたかなハハ……これでは話にならんか。
善川 そういうわけではないけどね。
龍馬 そりゃ勝さんだって、木戸さんだって、福沢さんだって、松陰さんだって呼べば出てくるだろう、
話したければね、
まあ問題はあなただな、あなたが何処までだな話ができるかということだな。
このような阿呆掴まえると何も喋べれん。それではいかんわけであって、策士というものはな、
もっとこう頭を廻転さしてな、この無い頭からどれだけ絞り出すかと、
こういうのに力をそそがなければあかん。
善川 いやあなたのような八方破れの人になってきたなら、なかなか話はしにくいですわ。
八方破れでいて、それでまたそこにはそこで芯があって隙がないって人だからね。
龍馬 お坊さんがよければお坊さんと話しとればいいんだ。最初に言ったはずだ、
俺れゃ坊主は嫌いだと、あんなしみったれた職業やっておれない。
善川 それはそうでしょう、あなたの性格としてはね。
龍馬 まあいろいろ坊さん出ているらしいけど、まああんたよく話しとるよ、
俺なんか一時間も聴いてるのご免だな、勝手に言えってなもんだハハ……、
まあ神さんがいろいろ言っとるだろうけどね、お経を説くようなことだけが大事なんじゃないっていうことだ。
人間はな、人間らしく伸び伸びと生きろということだ。重苦しく考え過ぎるなというこった。
人間らしく生きろということだ。そんな気がするな。
善川 まあ革命家はそうでしょうな。
龍馬 そうでないと駄目だよ、抹香臭くなると人間進歩も何もない、明るく大らかに、
清く正しくとは言わんが、明るく大らかに大きく生きるということが人間にゃ大事なんだな。
category: 坂本龍馬の霊訓(一)
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