坂本龍馬の霊言 - 3 
2020/11/07 Sat. 23:47

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出来るだけ大きな出っ張りをつくれ
龍馬 だから悪いことと、いいことを杵にかけたら零、になる人もあらあな。
まあマイナス、悪い方になる人もあるよ、けどもな、その出っ張りが大事なんじゃ人間はな。
悪い方に出張っとってもな、いい方へ物凄く出っ張っとりや、何らかの役に立っとるわけじゃよ、
そういう人というのは、今たとえ苦しんで居るとしたとしてもだな、
必ずやね、いい道が開けることになっとるんだ。
いけないのはな、一番いかんのは、毒にもならず、な、チンコも起たず、屈もひらず。
こんな人間が一番駄目なんじゃ。
こんなんでな、何んにもせんで、悪いこともせず、虫一匹殺さずにじゃ、
天国に還って来たところでこういう人間は生まれて来たという価値も何も無いんじゃ、そういうことじゃ。
悪いことしたってええんじゃ、だから言っとけ、書くんなら言っとけ! 世の人びとに言っとけ!
悪いことをしてもええぞと、ええけど、悪いことしてもええけど、もっとな、ええ出っ張りをつくれ-と。
出っ張りを造んなさいでっぱりを、できるだけ大きな出っ張りを、出来るだけ大きな出っ張りを、造れと!、
悪いことしてもええけど、出っ張りを造れと、そう言っといて呉れ!
善川 秀吉はどうですか。
龍馬 ああ秀吉さんもそのまま天国にゃ来とらんよ、はっきり言って天国にゃ来とらん。
けどまあ、あれもわしゃ偉いと思う。
神さんどう考えとるか知らん。神さんあれ駄目だと思ったんかも知らん。
じゃがわしの眼から見たらな、役に立っとるよ、秀吉なかったら今の日本無いぞ、
もう、だからな、お坊さん、生臭坊主が一杯天国に来とるけどな、
そういった人よりは秀吉はずいぶん偉いんじゃ、
まあ神さん何考えとるか儂ゃ知らん。
けどな、人間の偉さというものはそれだけじゃあないんじゃ。
やっぱり出っ張らにゃいかん、人間はな、出っ張っとらん人間っのはあかん。
そんなもんは役に立たん。
菩川 家康はどうですか。
龍馬 家康、まあこれは普通人じゃな。悪いこともしとったけれど、そこそこ人間としてまあ完成はしとったよ、
まあそういう意味では彼は地獄に行かんかった。
まあそこそこの人間だ。
まあずっと偉い人間じゃねえよ。
俺よりは賢いけれども、まあ俺よりもいいところに居るわけじゃないんだ。
彼もまあ時代開いたといえば、まあ時代開いたといえるわなあ。
善川 吉宗あたりはどうだったんでしょう八代将軍の。
龍馬 吉宗さん、徳川の吉宗さん、まあ彼は偉い人ですよ、立派な人ですよ。
まあ私達の世界に居ますよ。ちゃんと後世、まあ八代将軍ということで尊敬もされているけれど、
やっぱりそれなりの人であったということは確かだ、立派な人ですよ。
善川 大岡越前などいう人も……。
そうそ、そうそ立派な人ですよ。だからね、日本の社会だからそういった歴史物というかね、
いまだに評判が立っているだけで、これが西洋の世界だったらね、立派な王様だったり、
立派な貴族ということで非常な尊敬受けとるよ、
外国だったらね、そこそこの尊敬受けとるよ。知名度も高いから、
まあ日本だからね、まああんな庶民に親われた将軍様という形で、それに大岡裁きって云われているけど、
まあこれももっと有名な外国の人だったらもっと名前が残った方だと思うよ、
まあそういう意味では可哀相だと思うよ。
category: 坂本龍馬の霊訓(一)
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