高橋信次の心の革命 -反省しかないのだ- 
2013/12/23 Mon. 23:24

反省しかないのだ、本書の中で高橋信次という方が言っておられる言葉です。
人間が本当の意味で、本来の姿となって、本当に幸福に生きてゆくには、反省しかないのだ、
そういう意味なのです。
みなさんは日々、反省をしながら生きておられるでしょうか。
反省ということをどのようにとらえておられるでしょうか。
それを少し考えてみたいと思います。
みなさんは、日々生活していくうえで、朝起きて夜になり、寝るまでの間にさまざまな事を思うでしょう。
みなさんの心の中には、さまざまな思いが、わき上がってくると思います。
一日のうちで、なにも思わないという人は存在しないと思います。
みなさんは、その心の中の思いというものを、よくよく見つめてみてほしいのです。
よくよく点検してみてほしいのです。
みなさんは、どのような思いを描いて生きておられるでしょうか。
一日の生活のうえで、さまざまな事があるでしょう。
いやな人にも会うかもしれません、意にそわない人から心ない言葉をかけられるかもしれません。
悪意に満ちた言葉をあびせられ、傷ついてしまうこともあるでしょう。
そうした時、どのような思いを心に描いているでしょうか。
その人に、仕返しをしてやろう、という思いでしょうか、その人を困らせてやろうという思いでしょうか。
もし、そのような否定的な思いが出てきたら、即座にそういう思いを止めることです。
サラサラと受け流していくことです。
そして、その人に対しても幸せを願ってあげることです。
その人が、そのような悪意ある人間ではなく、すばらしい人間として生きてゆけるよう、祈ってあげることです。
そして、自分に対しては、よくよく振り返ってみることです。
そのような厳しい言葉をあびせられるのは、もしかしたら、自分に原因があるのではないか、
過去、その人を苦しめていたがゆえに、そうした言葉が返ってきたのかもしれない。
そうしたことを、振り返ってみることです。
もし今、心の窓が開いて、あなたの心の中を、その思いを、今どのような事を思っているかを、
外から、まわりの人から見られる状況になったら、いったいどうなるでしょうか。
もし、恥ずかしいと思うならば、それは間違った思いであるのです、修正してゆくべき思いであるのです。
なぜなら、肉体を去ったあの世、実在の世界は、心の世界であるからです、思いの世界であるからです。
心の中で思ったことは、霊的世界においては、実現した事と同じなのです。
よって、日々、心の中を見られてしまっても恥ずかしくないような、すばらしい思いでもって生きてゆくことです。
では、恥ずかしい思いとはなんでしょう。
それは、人を害する思いです、人を傷つけようとする思い、人をおとしめてやろうという思い、
愚痴、不平不満の心、怒る心、足ることを知らない心
こうした思いが起こってきたら、即座にそれを修正し、正しい思い、すばらしい思いに切り替えてゆくことです。
では、すばらしい思いとは、いったいどのような思いでしょう。
それは、人を幸せにしてゆこうという思い、人に親切にしようという思い
人を愛する心、人を生かす心、人を許す心、感謝する心、
こうした思いで、心を満たしてゆくことです、
イエス・キリストは言いました、「汝ら悔い改めよ、神の国は近づけり」と。
自らの心を悔い改め、悪しき思いを取り去り、愛に満ちた思いで心を満たすこと。
人を愛し、人を生かし、人を許す思いで、生きる人々がこの世界に満ちれば、
そこは、まさしく神の国、天国となるでしょう。
どうかみなさまも、そうしたすばらしい思いでもって、日々生きていってほしいと思います。
そうしたならば、みなさまは、現世においても、来世においても、必ずや、
神の国、天国にて生きてゆくことができると思います。
category: 高橋信次の心の革命
コメント
| h o m e |