高橋信次の天国と地獄 -天国と地獄- 16 
2019/08/04 Sun. 14:08

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天国論
そうすると、天国の条件というのは一体何かというのが問題になってくるね。
天国とは一体何ぞや。
まあ少なくとも、天国が天国である条件はね、
他人を害する気持ちというのが積極的にある人は、天国にいられないということですね。
これは言えると思うんです。まだ他人に不愉快な気持ちを起こさせたり、
いやな気持ちを起こさせたりする人はいるけど、けれどもそれは自分が十分にまだ理解できてなくてね、
自分の行動や言動が客観的に判断できなくて、人を不愉快にすることはあるけれども、
積極的に他人を害することが良いことだとかね、積極的に他人を害している自分を肯定しているような人は、
天国にはいないってことです。
これを知らねばいかんね。
だから積極的に妬みは良いことだとか、積極的に嫉妬心は良いことだなんて言っている人は、
こら天国入れませんよ。これはだめですよ。
「押さえても押さえても嫉妬心が出てくる、私どうしよう」っていうのが、天国入るスレスレだね。
この辺がスレスレのとこなんですよ、いいですか。よく考えねばいかんですよ。
だから天国に入る条件は、まず第一として、積極的に他人を害する気持ちがないことね。
これは第一段階です。
第二段階というか第二の条件はね、少なくとも、何らかの意味で霊的な目覚めがあること。
何らかの霊性に目覚めておること。自分が肉体だけではないということに、ほぼ気付いているっていうことね。
これが大事ですね。
あとは、神様、仏様への信仰心の目覚めだね、三番目が。
神仏への信仰心の目覚め。これは、段階がいっぱいあるけどね、
これも段階があるけど、そういう目覚めだな。これが大事。
だから天国にいる条件は、主としてこの三つだねえ。
消極条件としては、積極的に他人を害する気持ちがないことね。
それから二番目に、多少霊性に目覚めておること。
三番目に、神仏への、何というかね、自覚。あるいは高級霊に対するね、尊敬とか、
何と言うかねえ、、服従の気持ち、従う気持ちね。こうして何らかの畏敬の念というかね、
より上位のものへの目覚めね、これが大事ですね。こういうのが必要だと思いますよ。
まあ、この辺がだいたい、幽界から霊界へ上がるか上がらんかくらいの境涯だと思いますね。
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