高橋信次の心の革命 -悪霊となるな- 7 
2019/05/11 Sat. 14:34

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地獄行き特急
さて、また恐ろしい題をつけてみました。
地獄行きの特急ということですね。特急便と言ってもいい。
これもあなたかもしれない。
ふつうね、天国・地獄というのはどのようにして分かれるかっていうことですが、
私も過去出した霊言集のなかでも話はしましたが、地上を去ったあと、
自分の一生というものをもう一度スクリーンに映して見せられます。
そしてその一生を裁かれます。確実に裁かれますよ。
ほんとにね、あなたが恥ずかしい、これだけは知られたくないと思うことが出てきます。
隠せば隠すほど出てくるんですね。もう洗いざらい出てきます。
大会社の社長なんてやっていて、もう人を裏切り、ねえ、ウソをつき、騙し、やってきたなんてこと全部出てきます。
もうまったく隠せないです。
もう一円でさえネコババできません。
ほんとに全部出ちゃうんですね。
だから、あの世に還ったときいちばん得する人はなにかっていうと、
結局ガラス張りの心で生きてた人ですね。
自分の心に正直に、自分の良心に正直に生きてた人、そして、内と外の隔てがなくウソのない人ね。
こういう生き方をした人はなんの恥ずかしいこともないですねえ。
「私の人生、みんな知ってますし、私が善人だと言われてますけど、
別に心のなかで思っていることと外で言ってることは、ぜんぜん違いませんし、
思ったとおりの生き方してきました。どの部分とられても、別に隠すほどのこともないし、
恥ずかしいこともありません」
こんな人なんかはスクリーンに映写したっておもしろくないですね。だれも見てくれませんね。
ところが、隠しごとがいっぱいある人はおもしろいですね。
だから、そういう人があの世に還って一生というものをスクリーンに映し出されるときには、
観客がいっぱいくるんですね。おもしろいんですねえ。
いっぱい寄ってきて、「おっ、どれどれ」ってね、
なにがおもしろいかっていうと、
そのスクリーンに映される自分の人生映画を見ているその人の表情が変わっていくのがおもしろいんですね。
これを見ているのが、またなんとも言えない爽快な感じがするんですね。
最初は「そんなはずはない。オレは清純に生きた。公明正大に生きた。なにひとつ曲がったことはした覚えはない」
なんて言ってるんですが、映画を見ているうちにガタガタガタガタふるえてくるんですね。
足がふるえてくる。わなないてくるんですね。
で、顔がひきつっていきますね。テープ張ったようになっていきます。
そして、最後になって「もう止めてくれ、もう見たくない、助けてくれ」って言いますね。
「では、お前は天国か地獄か」って言ったら、「はあ、地獄行きのようですね。どうやら」なあんて自分で言って、
「うん、わかったらよろしい。ハイッ、出口は左ですよー。左行ったら、下のほうに階段がトントントントントンてありますから、
その階段を十段ぐらい降りてください。階段を十段降りると、そこから滑り台がありますから、その滑り台に乗ってくださいね。
滑り台だと思ったら、そこをダスト・シューター見たいにスト--ンと落ちて、
アレ--ッて言っているうちに、あなたの行くべきところにスト--ンと落ちますから、
あとはゆっくり反省してください」
と、まあこういう世界が展開してくるわけですね。これがふつうの人の場合です。
category: 悪霊となるな
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