高橋信次霊言集 -反省とは- 13 
2019/04/04 Thu. 23:37

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日々一刻一刻が悟りである
ところが、その反省も、その反省によってその曇りを取り除くんですが、
一旦反省によって曇りを取り除いたとしても、また暫くすると人間というのは、想念の曇りを造っていくんです。
これは丁度、錆た鉄が、磨いても、錆びを取って落としても、暫くほっておくと、また錆びついてきます。
酸化鉄です。これができるのです。
また、やすりで研かなければいけない、一緒なんです。
永遠に悟った人というのは、いないのです。
悟りというのは、日々、日々、-刻、一刻なんです。一刻、一刻の悟りがある。
昨日のあなたが美しいあなたであったからといって、今日のあなたが、心が美しいかどうか分らないのです。
今日のあなたが、朝一番に妹さんと喧嘩したり、お父さんと言い争ったりして、私と対峙しているなら、
あなたの心の中には、私の言葉はストレートに入らないんです。
多分、ストレートに入らないはずです。
そういうふうに人間というのは、一日一日を積み重ねていくことが大事です。
ですから、反省を毎日、毎日繰り返すことによって、常に心を澄んだ状態に保つということ、これが大事なのです。
ですから、従来の反省観、道徳でいう反省と、私が言う反省との違いは、要するに
神の光を、曇りを取り除くことによって、神の光が入ってくる。この理論です。
これは非常に簡単な理論のようであって、非常に難しいんです。
実際に体得する迄は。
結局、古来、いろんな偉人たち、或いは聖者たちが説いて来た悟りの方法というのは、これに過ぎないんです。
心が造ったスモッグを取り除いて、神の光を直接受ける、これが悟りなんです。
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いかがでしたでしようか。
どうか、みなさまがたが本当の反省の意味を理解され、真に幸福な人生を歩んでゆかれることをお祈りしております。
category: 反省とは
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