高橋信次霊言集 -反省とは- 9 
2019/03/31 Sun. 12:12

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職業婦人の地獄へ行く率が増えている理由
女性は、女性で男女の差別の問題、或いは、結婚の問題を考えます。
二十五才位になると、もう結婚しなければいけない、というような風潮になってきて、
これで乗り遅れるとどうなるのか。「いいわ、私は、キャリアウーマンで行くんです。」
ここで頑張ったところで、同僚たちが次々辞めていくのを見ると、心の中に寂しさが出てくる。不安が出てくる。
そして、キャリアウーマンで華やかにやろうと思った夢も、やがて潰えて、
つまらない事務仕事をどうやら私は、二十年も、三十年もやるらしいということが分ってくる。
そして心に歪みができてきます。心に歪みができてきて、三十、四十の女性になってくると、
今度は、新入男性社員を苛めたりし始めます。いびったりします。
「あなたは、去年入った何とかさんに比べて全然駄目だわ、あの人はスッと分ったけど、
あなたは五回言っても分らない。同じこと六回言っても分らない。駄目ね。」とこういうふうにして、
本当にやる気満々で入った若い男性を潰していきます。
こういうことを次第にし始めるんです。こういうのは、自分の気持ちのストレスの吐けロで、日本中至る所で見られます。
だから、女性が、職業婦人が増えてますけれども、職業婦人の地獄へ行く率が増えているんです。
なぜ増えるか、まあ、正常な家庭生活ができないということに対する、不満、或いは、
その不満を他の人にぶっつけ、そして、心真暗にして、昔なかったような地獄に堕ちて行くんです。
昔は、嫁と姑の争いくらいで済んだんです。お姑さんが意地悪をするんで、家にこのまま居ようか、飛びだそうか、
大体こんな悩みが主だったんです。
ところが今はそうじゃないですね。
会社に入って、他の女性との関係、後輩の男性たちとの関係、上司との関係、こういうのが一杯になって、真黒になっちゃうんです。
だから心を暗くする理由がもっと増えているのです。
今は、男性にしてもそうです。二十代でやる気満々だったのが、途中で左遷されたり、仕事で失敗したりして。
或いは、上司に恵まれなかったりとかいうことで、様々な挫折を味わっていきます。
まあ、サラリーマン男性なら99%挫折を味わっていくでしょう。
運良く、社長まで辿り着いたとしても、社長になった途端会社が傾いたりして、うまくいかない。
こんなこともあるわけです。
ざっと人生行路を私は、今話してみましたけれど、こういうふうに、人間というものは、
生まれ落ちてより、様々な環境に応じて、いろんな心の曇りを造っているんです。
そして神の心から離れた自分というものをだんだんに形成していきます。
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