高橋信次霊言集 -反省とは- 8 
2019/03/30 Sat. 23:59

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社会に出て男女ともに心の歪みを造っていく
それから二十二、三才でまた、社会生活を始めて行きます。
この中で上司との関係、同僚との関係、また、オフィスでの男女の出会い、
こういったものが絡んで、更に人間性というのが複雑になってきます。
まず、社会人になると初めて、上司という存在に気がつきます。
学生時代には、上級生というのが居たけれども、上級生は、意見は言われることはあっても、
ハイハイと言えばそれで済んでいた。
ところが会社の上司になってくると、意見を聴かないと、大変なことになるわけです。
これは、上位から、上からの命令であり、これがなかなか耐えられない。
まあ、大学で四年生、最上級生であったにも拘らず、社会人になると、最下層になる。
コピーもしなさいと言われたり、使い走りをさせられたりします。
或いは、優秀な女子社員になれば、大学の英文科か何かを出て、全優に近いような成績で入って来た女子社員が、
じやあなた、コピー取りしなさい、お茶汲みしなさいと言われて、それでフンと思っちゃうわけですね。
「こんなはずじゃなかった。私みたいな優秀な女性を、こんな扱いをするなんて失礼だ。
或いは、「男と女の差が激しすぎる。男子と机を並べて勉強して、頑張って、男子学生より成績も良かったのに、
私が何でこんなことさせられるの。ところが、私より成績の悪かった優が三個しかない彼が、まあ海外なんかへ出してもらったりして、
エリートコースに乗っている。おかしいじゃないか。」
とこう思い始めます。だから女性は、女性で、そこでまた、歪みを造ります。
男性は、男性で出世競争とか、そういうものを既に味わい始めます。
同期の中でも、自分より一歩リードしている人達、或いほ、自分がどういうふうに置かれているのかを考えます。
category: 反省とは
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