運命の開拓 -神の栄光- 9 
2019/01/12 Sat. 15:11

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これは大自然を見るがいい。
病気にかかる動物などほとんどいはしない。
彼らは健康そのものである。彼らは健康そのもので、自分の天寿を全うしておるではないか。
なのになぜ人間だけが、ガンであるとか、潰瘍であるとか、
あるいはノイローゼであるとか、心臓病であるとか、こんなものにかかるのか。
諸君は心臓病にかかったライオンを見たことがあるか。
諸君はリューマチにかかったキリンを見たことがあるか。
諸君は冷え症にかかった魚を見たことがあるか。
そんなことはないはずである。
動物でさえそれだけ完全な姿として生きておるのだ。
ところがどうだ。人間が飼い犬、あるいは飼い猫、こうしたものを持つようになってから、
犬や猫にまで病気を作って入院させておるではないか。
そして治療をやったり、薬を打ったりしておる。
こんなばかなことをしてはならない。
文明というものは人間を進化させるためにこそあるのだ。
人間をこういうふうに退化させるためにあるのではない。
ましてや、ありもしない病名を動物にまで付けて、
病気があるように思って薬剤を投与しているというのは、大変な間違いである。
彼らの病いを治すのは、ただ大自然に放してやればよい。
彼らの病は治るのである。
彼らは、人間と共に生活する時のみ、病気にかかるのである。
この真実を知れ。
さすれば人間よ、病気を作っておるのは、他ならぬ汝らの思いであるということを知れ。
汝らの思いの自由性が病気を作っておるのだ。
ガンになって亡くなる方が今一番多いと聞く。
ガンを作っておるのはガンのウィルスではないということを知れ。
ガンを作っておるのは自分自身の心だということを知れ。
ガンの根本原因は、自分自身の心の悩みであるということを知れ。
何らの悩みも持たずにガンにかかった人など未だ一人もいないのだ。
ガンに冒されている人というのは、必ず心に悩みを持っているのだ。
その悩みが、自己処罰の概念となって、そのガン細胞を膨らませ、そして、やがて自分自身を殺そうとしておるのだ。
ガンというものは、これ自己処罰の概念である。
ガンというものは、これ自己破壊の願望であるということを知れ。
世の人間は、片手では幸福を願いながら、片手では、不幸の手綱をしっかりと握りしめておるのである。
その不幸の絆とは、この人生を悪しきものと思い、自分自身を悪しきものと思い、
なんとかこの悪しき自己像を破壊したいという思いである。
この悪しき自己像を破壊したいという思いが、ガンを作り出し、心臓病を作り出し、胃潰瘍を作り出し、
さまざまな病気を作っておるのである。
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