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神理の発見

私たちが生きていく上で一番大切なもの、そして真の幸福へと導いてくれるもの
もしそうしたものがあるならば、それは本当の意味での宝かもしれません。
それが誰によって書かれていたとしても、たとえわずかな期間に書かれたものであったとしても
その中に神理の光が宿っており、真に人々を幸福に導く法であるならば
それを後世に残していくことが使命であると思いこのブログを立ち上げてみました。
これからすばらしい神理が発見できれば、ここにて紹介してゆこうと思っております。

大天使ミカエルの降臨 3 -太陽界の神秘- 5  

大天使ミカエルの降臨3 128-187


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降魔の剣をかざして

さて、みなさんが不思議に思うことに「ではミカエルよ。お前の出で立ちはわかったが、
天上界というのは肉体のない世界のはずだ。物質のない世界のはずだ。
なのになぜ羽が要り、そして、剣を待ち盾を待つのか。そうしたものがほんとうに役に立つのか。」

というような疑問が、私の耳まで聞こえてきそうです。

これについて答えるとするならば、
たしかに私たちの世界は霊的世界であるが、霊的世界ということは姿形なきものを意味してはいない、ということです。

霊的世界というのはかならずしも何もないという状態を言っているのではないのです。

それはあるのです。たしかにあるけれども、三次元的表現の姿をとっていないだけであるのです。
何もないということではないということです。

それは霊的実体というものはあるのです。その霊的実体を創るものは何かというと、
それが心の在り方であり、意図であり、理念です。

そういうものが霊的実体を創るのです。

したがってこの剣の姿をしているもの、その剣は何かと言うと、東洋的には「降魔の剣」と言います。
魔を降すための剣です。

降魔の剣と言いますが、この降魔の剣とは何かと言うと、
私自身の意図が、あるいは意志がそういうことをしたいと願っているということです。

それが象徴としてそういうものとして現われてくるということです。

しかもダイヤモンドの輝きで輝いているということは、どのような硬いものでも切り崩し、
また、それも燦然たる光でもってその事業を行なうということを意味しているのです。

さて、実際に私がこのような出で立ちで地獄に現われたとします。
どのようになるかみなさんはおわかりでしょうか。

もちろんミカエルが単独で動くことはありません。
私が動く時には天の軍勢が総勢数百名、数千名ついてくることがほとんどです。

私はその司令長官です。そういうことになりますから、
どこかに集まっていた魔たちが一斉に退散するという光景が見られるわけです。

みなさんはたとえば、食物が道に落ちている時に蟻の群れがたかっている姿を見たことがあるでしょうか。
魔の姿というのはまさしくあのようなもので、甘いものがあるとそこに群れたがります。そして群がるのです。

けれども彼らであっても危険が迫ってくると、蜘蛛の子を散らすように逃げていくでしょう。
まさしくそうした現象が起きてくるのです。

また私たちがそのような出で立ちをするというが、天使も傷つくことがあるのか。
天使もまた、そうした敗れるということがあるのか。こういうように思われる方もいるでしょうが、

実際天使とサタンというものはあなた方の霊的目で見るとするならば、
たしかに現象的には闘いということもありうるのです。

地獄の谷を渡っていく時に、いきなりふいに襲われるということもあります。
私たちがこの翼で地獄の谷を飛んで行く時に、ふいに思わぬ所から現われ出て私たちを傷つけようとする者、
こういう者が現われてくることはよくあることです。

その時に外見上は血を流すような、そういう光景が現われることはあります。
それは私たちの魂の痛みです。

天使であっても傷つき苦しむということ、これはあります。

それはちょうど相手の念であっても攻撃的な念が、それが人を傷つけるようなものであった時に物理的作用を起こして、
ちょうど刀で斬られたり矢で射技かれたりするのと同じような、そういう感覚を味わうのです。

こういうことで実際上は闘いに近いものがあることも事実であります。

そこで私たちはつねづね、その地獄のサタンたちの動きを見ていて、彼らがいったいどこに群がろうとしているのか、
彼らが群がろうとする所を見つけては天使団でそろって飛んで行って、そしてそういうことをさせないようにしているのです。

この群がる所というのは地下の所だけではありません。
地上の人間に対してでもそうです。

地上の人間である者を虜にしようとすると、そこに群がってきます。
この時に私たちは力の限り、できる限りいくたびでも、いろいろな所に飛んで行って、
そして彼らを魔から護ろう、そのようにしているわけです。

その時にこのミカエルの出で立ちが、ひじょうに彼らにとって威圧感となり、
威厳となって足がすくむということもあるわけです。



category: 太陽界の神秘

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