太陽の法 -魂の真実- 
2021/11/13 Sat. 15:38

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こうしてみると、私たちが、ひとことで、魂と呼んでいる各人の生命体は、
はるか高次元の根源神が、下位レベルで発現したものであることが明瞭となります。
つまり、神とは、私たち以外の別のところにある他者ではなく、
私たちを存在せしめているところのひとつの高次の意識体なのです。
ですから、私たち自身も、神の意識体の一部であり、
神の自己表現のあらわれの一部だということができます。
つまり、神は、自己表現の一端として、大宇宙をつくり、
大宇宙のなかに住む生命体をつくり出したのです。
それは、神の意識の反映です。
ですから、神が大宇宙の存続を望まなくなれば、この無限にも思える三次元宇宙空間は、
ある日、忽然とその姿を消してしまいます。
ましてや、私たち人間の生命体も、神が自己表現の意思を放棄すれば、
たちまちにして、あとかたもなく姿を消してしまう、はかない存在なのです。
しかし、このはかない存在でもある私たち個人の生命体も、
神の意識体の一部であるという意味においては、非常に高度な存在だといえます。
ですから、私たちは、自分自身が神の一部であり、
神の自己表現の一端をになっていることに、誇りと自信をもつべきなのです。
これこそが、魂の真実です。
過去の宗教、高度な哲学は、地上の人間にこのことを悟らしめるために、
受けつがれて、発展してきたのだといえます。
現在、進歩のいちじるしい自然科学、宇宙科学も、その究極の目的は、
この魂の真実をあきらかにすることにあるのです。
私たちが偉大なる神の意識体の一部だというすばらしい真実、魂の真実を起点として、
私は、これから、魂のあるべき姿、人間としての生命体のあるべき姿について語ってゆきたいと思います。
そして、そのなかで、ひとつの神理があきらかとなってゆくことを確信しております。
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category: 魂の真実
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