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神理の発見

私たちが生きていく上で一番大切なもの、そして真の幸福へと導いてくれるもの
もしそうしたものがあるならば、それは本当の意味での宝かもしれません。
それが誰によって書かれていたとしても、たとえわずかな期間に書かれたものであったとしても
その中に神理の光が宿っており、真に人々を幸福に導く法であるならば
それを後世に残していくことが使命であると思いこのブログを立ち上げてみました。
これからすばらしい神理が発見できれば、ここにて紹介してゆこうと思っております。

永遠の法 -五次元の世界- 4  

永遠の法120-171


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4 光は流れる

前節において、魂の喜びには二つあることを述べました。

第一は、他人に役立ったとき、第二は、新たな霊的知識を獲得したとき。こういうことでありました。
そこで、この霊的知識の面ついて、さらに話をしていきましょう。

四次元の幽界世界の人間は、まだ、人間の本質、霊の本質が、
神から分かれてきた光であるということを十分には知っておりません。

しかし、五次元霊界人になってくると、だんだん、光の本質というのに目覚めてきます。

彼らは、光の強度、強弱ですね、強い、弱い、というのが、次第に分かっていきます。

すなわち、蛍光灯の光や、ローソクの光とは違った、
神の光という実体あるエネルギーが流れているということに気がついてくるのです。

これは、何とも不思議な感覚です。
そして、やがて、五次元霊界にいる人たちは、その光の根源が何処にあるのかということを知ります。

天空にはひとつの大きな太陽が昇っています。これは三次元にある太陽とは違った太陽です。
霊太陽と言われているものです。こうした太陽があります。

そして、この霊太陽の本質というのは、私たちが三次元の地上に往んでいるときに、
地球を照らしている太陽がありますが、実は、この太陽の霊的生命体なのです。

霊的太陽が、あの世の世界を照らしているわけです。

私たち人間の肉体のなかに魂が宿っているように、
私たちの地球という大きな球体のなかに地球意識という偉大な魂が宿っているように、
大陽のなかにも、そのなかに、偉大な魂が宿っているのです。

偉大な霊体が宿っているのです。これを、霊太陽と言います。

すなわち、物質的に光を放っている太陽の奥に、霊的に光を放っている霊太陽があるのです。
実は、あの世の世界における霊太陽も、地上にさんさんと光を降り注いでいるあの太陽の霊体でしかすぎないのです。

太陽は、地上に熱やエネルギーを与えておりますけれども、地上だけではなく、
あの世の世界においても、ほんとうの意昧での霊的なエネルギーの供給をしているのです。

それはすなわち、この地球もまた、太陽系団の一員であり、
太陽系という大きな意識からエネルギーを得て、その存在が許されているからなのです。

太陽に宿っているエネルギー体、それが、この私たちが住む太陽系のなかでの巨大な神霊なわけです。

巨大神霊としての太陽神霊があるのです。この十一次元にある太陽神霊というのが、
地球にある三体の地球神霊、すなわち、地球意識、月意識、大日意識という三体の意識を通して、
七色の光を地上に降り注がしているわけです。

地上及び、あの世のすべての世界へ、この十次元の三体から九次元の十体の霊を通して、
さまざまな光というのが分光されていって、流れが分かれているのですが、
そうしたことについてまでは、五次元霊界人たちは、まだ十分には知りません。

しかし、この霊界の太陽というのが、地上の太陽と同じく、彼らに熱やエネルギーを与えて、
彼らに力を与えているものだということは知ります。

そして、こうした光を受けて、つまり、霊太陽の霊界の太陽の光子エネルギーを受けて、
彼らが生命を保っているということを知ります。

また、このエネルギーによって、彼らが生きているということを、生かされているということを知ります。

ですから、彼らは、神に対する、あるいは、仏に対する素朴な信仰という以前に、
霊太陽に対する感謝ということを忘れてはいません。

霊太陽に対して、非常に感謝をしているわけです。

朝に晩に、太陽に手を合わせて拝むような姿というものを、五次元の人たちは、よくしているわけですね。
このように光が流れていく姿、これを感じられるのが、この五次元世界であります。




-五次元の世界- 3

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category: 五次元霊界

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永遠の法 -五次元の世界- 5  

永遠の法120-171


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5 愛の感情

五次元世界でもうひとつ特徴的なものは、「愛」についての芽生えです。

地上においても、男女の愛とか、親子の愛とか、あるいは、友人の愛とか、子弟の愛とか、
そういう感情がありますけれども、五次元霊界になってくると、この愛というのが非常に純化してきます。

地上では、愛というものは、なかなか表現しにくいものですが、この世界においては
愛というのは非常に実体のあるものであって、ある人が別の人を愛すると、
その愛の波動というのが、直接に相手に伝わってきます。

ですから、相手は、自分は愛されているのだということを、非常に強く感じるわけです。
そして、愛されているという気持ちが魂の喜びになっていきます。

しかし、地上においては、この愛の感情というのは、それほど明確なものではありません。

相手に愛されているのか愛されていないのか、それがわからなくて、恋の悩みというのがあります。
異性の問題です。異性の問題は、たいていそういう綱渡りの感情があります。

愛されているのかいないのか、それがわからない。だから、相手が愛をくれているのにもかかわらず、
いや、これは誰に対しても同じ八方美人の愛ではないかと思ってみたりする。
あるいは、愛されていないとひがんでみたりする。

けれども、五次元霊界に来ると、自分が愛されているのかいないのか、
この愛の感情については、はっきりと分かるわけです。

そうした指標があるのです。バロメーターがあるのです。
ですから、それがダイレクトに伝わってきます。

たとえば、六畳一間に蛍光灯をつけたのと、電灯をつけたのとの違い、あるいは、
電灯でも六十ワット、百ワット、二百ワットとありますけれども、
こういうワット数の違う電灯を使っているのと同じだと言えます。

つまり、愛の多さ、少なさ、相手の感情というのが、間違いなく伝わってくるのです。

したがって、こうした以心伝心の世界、思ったことがすぐ伝わる世界でありますから、
地獄霊がこうした五次元霊界におれない理由は、まさしくここにあるわけですね。

地獄霊たちというのは、憎しみや、あるいは、妬み、嫉妬、愚痴、怒り、足ることを知らない欲望、
こうしたものでいっぱいですけれども、もしこういうのを相手がもっていれば、
憎しみの感情がどんどんどんどん伝わってくるわけです。

そうすると、それは天国ではあり得ないわけです。

この五次元霊界にいる人たちというのは、愛の感情、この多さ、少なさ、高さ、低さは、
もちろんありますが、愛の感情というものを皆んなもっているわけです。

つまり愛の電流のようなものを各自放射しているひとつの電源みたいなものなのです。

そして、愛というものを実感としてつかむとどのようなものか、そういうことについて、
彼らはまた、さらに上位の六次元にいる人たちから、ときどき指導されています。

すなわち、「あなたが他人に愛されたときに、他人の愛というのが電流のように胸に伝わってくるだろう。
しかも、あなたの胸が暖かくなってくるであろう。あったかくなって、嬉しくなるであろう。
その愛というのが、実は神の心なんだよ」
ということを教えられるわけです。

この五次元においても、まだ、神とは何かということを明確には説くことができませんが
神とは何かということについて感じ取ることは可能です、そこで、上位の光の天使たちが、
五次元の人に神とは何かを教えるときに、この愛という話をよくするわけです。

「あなた方も愛というのを感じるであろう。その愛というのが、愛の最たるものが、
あの天空に浮かんでいる霊界の太陽なのだ。

無所得のままに熱やエネルギーを与えて、人びとに、生命のエネルギーを供給しながら、一円も要求されない。
そういう無所得の愛、慈悲の存在、これが神の姿なんだ。

そして、あなた方が神の子である理由は、愛し合ったときに、その愛の波動が胸に満ちてきて、とても嬉しいであろう、
それが、あなた方が神の子であり、本質において神の生命体の一部であるということの証明なんだよ」

こういうことを、光の天使たちが諄諄と教えていくわけです。

これは、愛の初歩の教育です。菩薩界にあるような、他人に愛を与えるというところまではまだいっておりませんが、
それでも、愛とは何かということを教えてくれているわけです。愛とは何か。愛されるとは何か。

愛を与えるとは何か。こういう基本的な感情について、教えているのです。

そして、愛されないよりは愛されたぱほうがいいし、
愛するということも素晴らしいことなのだということを学んでいきます。

やがて、愛というのは、どうやら自己保存欲、自分だけよければいいんだというような感情でもっては
成り立たないのだということを、彼らは知っていきます。




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