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神理の発見

私たちが生きていく上で一番大切なもの、そして真の幸福へと導いてくれるもの
もしそうしたものがあるならば、それは本当の意味での宝かもしれません。
それが誰によって書かれていたとしても、たとえわずかな期間に書かれたものであったとしても
その中に神理の光が宿っており、真に人々を幸福に導く法であるならば
それを後世に残していくことが使命であると思いこのブログを立ち上げてみました。
これからすばらしい神理が発見できれば、ここにて紹介してゆこうと思っております。

永遠の法 -五次元の世界- 1  

永遠の法120-171


先々月では、私たちが死後、最初に訪れるであろう世界、四次元世界についてご紹介いたしました。
本日は、その一段上となる世界、五次元の世界について紹介したいと思います。
このたびも、何回かに分けてのご紹介になると思いますが、どうかよく味読いただいて
五次元世界について理解していただけたらと思います。

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1善なる世界へ

第1章では、私たちがこの地上を去って肉体を脱ぎ捨てた後、霊となって最初に分け入る、
踏み入る世界の秘密について、さまざまな話をしてまいりました。

そこで、この第2章では、より一段と高い次元の話をしていきたいと思います。

現在、物理学では、私たちが住んでいる世界が、三次元、四次元、五次元、六次元、七次元、八次元、九次元、
こうした世界の多重構造のなかにあるということがわかってきております。

そして、三次元世界は、四次元の世界のなかに、四次元は五次元のなかに、五次元は六次元のなかにと、
このように玉ネギ型の世界になっており、より上の次元によって下次元が包摂されている、

すなわち、クルッと取り囲まれているといった世界観が呈示されております。
これは、あの世の世界というものを、実際に探索し、探検してみると、まさしくそのとおりであることがわかります。

ですから、四次元世界の人たちというのは、まったく別個の世界にあるわけではないのです。

すなわち、四次元世界とは、この三次元世界と共存しており、
そして三次元世界にさまざまな影響を与えているのだと言えます。

また、五次元世界は、さらに四次元世界の上にあるものだということができます。

次元が上に行くと、上の次元にいる者は、下の次元にいる者に対して影響を与えることができるわけですが、

ここでおもしろいのは、下の次元にいる者は、上の次元にいる者に対しては、
影響を与えることはできないという法則があることです。

すなわち、五次元にいる霊人たちは、四次元の霊人たちにさまざまなことを言い、
さまざまな指導をし、四次元の世界に自由に行き来できるけれども、四次元世界に往んでいる霊人は、
原則的に五次元世界へと上っていくことはできない。特別な例外を除いて、そういうことはできないと言われています。

これは、理論として考えるとなかなかわかりにくいことかもしれませんが、
現実にあの世の世界へ行けば、そのとおりになっております。

霊的な階層があるということ、あの世の世界にも段階があるということは、仏教のなかでも言われていますし、
仏教以外でも、さまざまな神秘学、神智学系統においても言われていますし、
また、古代の文書、文書のなかにも、そうしたことが語られています。

すなわち、この世とあの世という具合に、単に二分されるだけではなく、
あの世の世界にも、人びとの住んでいる世界がさまざまに分かれており、

その分かれ方は、平面的な分かれ方だけではなくて、空間的にも上下に分かれている、と。
こういうことが言われております。

スウェーデンボルグと言われる霊能者がおります。
この方は、近代のヨーロッパに生まれた霊能者でありますけれども、
あの世の世界というのを霊界探検をしました。

そのとき、上を見上げてみると、目に見えない透明の幕のようなものが天にかかっており、
さらにその上の世界があるようだ、と。このような表現をしているようであります。

まあ、現実には、こうした視覚的なものがあるわけではありませんが、
実際、段階というのがあって、さらに上の段階へと進むという感じになっています。

さて、第1章で見た四次元の世界の住人と、五次元の世界の住人とでは、一体どういうところが違うのでしょうか。
この点について話をしていきたいと思います。

四次元世界においては、霊的世界の第一歩、あるいは、一年生であって、霊と肉体、
魂と物質の関係というものについて、まだ十分にわかり得ておりません。

また、地上の生活とあの世の生活とが、かなりミックスされたような状態で生活をしております。

その四次元世界で、早い人であれば、もちろん数日や数年ということもありますが、早い人であれば、
数十年、数百年生活しているうちに魂が進化してきて、さらに上の五次元という世界に上がって来るのです。

この上の世界に上がって来るときというのは、光の天使たち、あるいは、本人の守護霊や指導霊たちに導かれて、
さらに上の世界へと上がって来るわけです。

この上の世界、すなわち、五次元世界とは、どういう世界なのか。
五次元の世界を一言で言うならば、これは善なる世界です。善なる世界としての五次元があるわけです。

すなわち、この五次元のなかには、人間性のなかの善さというもの、善悪の悪を捨てて善、つまり、善いものへと、
こういう指向をもっている人たちが集って来ているのです。

魂の方向性があるのです。善意のなかで、悪を捨て、善を選び取ってきた人たちが、この五次元世界にいるのです。

そして、この世界のなかでは、単に善だけではなくて、その善というのがどうやら、
神の期待されている人間の心らしいということがわかってきています。
こうした世界が五次元なのです。




-五次元の世界- 2

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永遠の法 -五次元の世界- 2  

永遠の法120-171


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2精神の目覚め

さて、その「善なる」というのは、単なる善悪の善ではなくて、
神の子としての性質の目覚めであるということを述べました。

そこで、これをもう少しかみ砕いて説明をしていくと、どういうことになるかと言うと、
結局、精神的なる目覚めということなわけです。

地上の生活においては、精神的なることと物質的なることというのが共存しておりました。

そして、人間は物質のなかに生きており、その日の糧を得、どうやって生活をするか、給料を稼ぎ、
また、物質の購入と使用、廃棄をするか、こうしたことを繰り返しております。

その大部分が物質中心の生活になっており、たとえば、その日の夜であるとか、土曜日、日曜日であるとか、
こういうときに精神的な喜びというのを得るのが人間として素晴らしい人なのだと言われています。

こうした精神的な喜びを感じないで、さまざまな、たとえば、快楽、ギャンブル、
こうしたものに現をぬかしている人も、もちろんおります。

しかし、たいていの人は、それだけでは魂が十分喜ばず、何らかの読書なり、また、音楽なり、
絵画なり、精神的なるものへと郷愁を感じているようです。

これが本来の世界への郷愁、ノスタルジーであるわけです。

この五次元世界は、狭義、狭い意昧での霊界と言われていますが、別名「善人界」、
あるいは、「精神界」とも言われています。つまり、精神的なものに目覚めた人たちが寄って来ているからです。

また、「霊界」とも称されるように、霊的な存在としての人間の自覚というのが、かなりはっきりと出てきているわけです。

四次元世界のことを幽界とも言いますけれども、この幽界のなかに住んでいる人でも、
まだ自分が霊だと十分自覚していない人、霊であるということかだいたいわかってきたような人と、いろいろです。

しかし、いずれにせよ、霊性の本質というのを完全につかんで、そして、自分が霊であるということ、
これを知って、霊の本質のなかに善なるものを求めようというところまでは、まだ至っていないのです。

ただ、この五次元霊界に来ると、人間の本質が霊であって、そして、何らかの善なるものを求めようとする、
そういう意気込みというのが、人びとの間に見い出されます。

ですから、ぼんやりとではあっても、神様ということに対する信仰というものを皆んなもっています。

神様、あるいは、仏様、こういう宗旨、すなわち、宗数的なバックグラウンドの違いによって、
もちろん考え方は違いますけれども、この五次元世界では、何らかの宗教心、
良き宗教心というものをもって人びとが生きているわけです。

ですから、この五次元霊界においても、人びとは地上にある職業の多くをまだもってはいるのですが、
日々において、神、あるいは、仏というものが身近に感じられる、それらのために生きている、
そういう生活をしています。

あの世の五次元霊界においても、まだ、地上的な仕事がさまざまにあるのです。
そして、現にそうした仕事をやっているのです。

たとえば、大工をしている人もいれば、また、物品を売っているような、そういう生活をしている人もいる。

まあ、これはお金がいるわけではないのですけれども、必要なものを与えるという仕事なわけです。
それ以外にも、いろんな利便を提供する、つまり、地上でいうサービス業に近いような仕事をやっている人たちもいます。

彼らは、そうした仕事が神仏に喜ばれるということに喜びを感じているということです。こういうことが言えます。




-五次元の世界- 1

-五次元の世界- 3

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