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神理の発見

私たちが生きていく上で一番大切なもの、そして真の幸福へと導いてくれるもの
もしそうしたものがあるならば、それは本当の意味での宝かもしれません。
それが誰によって書かれていたとしても、たとえわずかな期間に書かれたものであったとしても
その中に神理の光が宿っており、真に人々を幸福に導く法であるならば
それを後世に残していくことが使命であると思いこのブログを立ち上げてみました。
これからすばらしい神理が発見できれば、ここにて紹介してゆこうと思っております。

高橋信次の心の革命 -反省しかないのだ-  

高橋信次の光の革命128-187


反省しかないのだ、本書の中で高橋信次という方が言っておられる言葉です。

人間が本当の意味で、本来の姿となって、本当に幸福に生きてゆくには、反省しかないのだ、
そういう意味なのです。

みなさんは日々、反省をしながら生きておられるでしょうか。
反省ということをどのようにとらえておられるでしょうか。
それを少し考えてみたいと思います。

みなさんは、日々生活していくうえで、朝起きて夜になり、寝るまでの間にさまざまな事を思うでしょう。

みなさんの心の中には、さまざまな思いが、わき上がってくると思います。
一日のうちで、なにも思わないという人は存在しないと思います。

みなさんは、その心の中の思いというものを、よくよく見つめてみてほしいのです。
よくよく点検してみてほしいのです。

みなさんは、どのような思いを描いて生きておられるでしょうか。

一日の生活のうえで、さまざまな事があるでしょう。
いやな人にも会うかもしれません、意にそわない人から心ない言葉をかけられるかもしれません。
悪意に満ちた言葉をあびせられ、傷ついてしまうこともあるでしょう。

そうした時、どのような思いを心に描いているでしょうか。
その人に、仕返しをしてやろう、という思いでしょうか、その人を困らせてやろうという思いでしょうか。

もし、そのような否定的な思いが出てきたら、即座にそういう思いを止めることです。
サラサラと受け流していくことです。
そして、その人に対しても幸せを願ってあげることです。

その人が、そのような悪意ある人間ではなく、すばらしい人間として生きてゆけるよう、祈ってあげることです。
そして、自分に対しては、よくよく振り返ってみることです。

そのような厳しい言葉をあびせられるのは、もしかしたら、自分に原因があるのではないか、
過去、その人を苦しめていたがゆえに、そうした言葉が返ってきたのかもしれない。
そうしたことを、振り返ってみることです。

もし今、心の窓が開いて、あなたの心の中を、その思いを、今どのような事を思っているかを、
外から、まわりの人から見られる状況になったら、いったいどうなるでしょうか。

もし、恥ずかしいと思うならば、それは間違った思いであるのです、修正してゆくべき思いであるのです。
なぜなら、肉体を去ったあの世、実在の世界は、心の世界であるからです、思いの世界であるからです。

心の中で思ったことは、霊的世界においては、実現した事と同じなのです。
よって、日々、心の中を見られてしまっても恥ずかしくないような、すばらしい思いでもって生きてゆくことです。

では、恥ずかしい思いとはなんでしょう。
それは、人を害する思いです、人を傷つけようとする思い、人をおとしめてやろうという思い、
愚痴、不平不満の心、怒る心、足ることを知らない心

こうした思いが起こってきたら、即座にそれを修正し、正しい思い、すばらしい思いに切り替えてゆくことです。

では、すばらしい思いとは、いったいどのような思いでしょう。

それは、人を幸せにしてゆこうという思い、人に親切にしようという思い
人を愛する心、人を生かす心、人を許す心、感謝する心、
こうした思いで、心を満たしてゆくことです、

イエス・キリストは言いました、「汝ら悔い改めよ、神の国は近づけり」と。

自らの心を悔い改め、悪しき思いを取り去り、愛に満ちた思いで心を満たすこと。
人を愛し、人を生かし、人を許す思いで、生きる人々がこの世界に満ちれば、
そこは、まさしく神の国、天国となるでしょう。

どうかみなさまも、そうしたすばらしい思いでもって、日々生きていってほしいと思います。
そうしたならば、みなさまは、現世においても、来世においても、必ずや、
神の国、天国にて生きてゆくことができると思います。



category: 高橋信次の心の革命

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