カントの霊訓 -あの世では階層ごとにどのような人が住んでいるか- 11 
2022/01/19 Wed. 16:21

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六次元にも二段階がある (諸天善神界)
彼らの中ではまた二つの人々に岐れて行くのである。
"神界"の中においても上段階においては、更に菩薩、如来を目指して努力していく人達が居る。
いわゆる光の天使の予備軍達である。
こういう方々もおれば、六次元で職人肌の人々とでも言おうか、自分の一番得意な分野を伸ばしている人達も居る。
六次元もこのように岐れて行って、後者である場合、つまり自ら科学者なら科学者、文学者なら文学者として、
それで〝是〟としている人達は、また六次元を限度として、この地上に生まれ更わって来るのである。
けれども、上位の方、これはおそらく、六次元世界のうちの三割ぐらいの住人であろう。
この三割ぐらいの住人は、更に上の段階を目指して努力していく。
更にこの三割の中の三分の一ぐらいの人達が、いわゆる<諸天善神>といわれているような人達である。
この地上においては、或る意味では、神様の部類に入っている人達が、
この六次元の上段階において居るのである。
彼らの、一部の人達は、地上においても、さまざまな神社とか、杜において祀られていることもある。
また、地上に降りて行っているさまざまな有能な人達、世の役に立って働いている人達を、
守護指導しているのも、大体この六次元上段階の<諸天善神>達である。
彼らはこの菩薩へ上るための修行の場として、主として守護指導というようなことを行なっている。
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カントの霊訓 -あの世では階層ごとにどのような人が住んでいるか- 12 
2022/01/20 Thu. 15:51

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菩薩界、七次元世界の様相
更に、この上があなた方ご存知の<菩薩界>であります。
これが七次元である。
菩薩の世界はもう人扶けの世界である。人を救う世界である。
この前の六次元世界、先はど申しあげた六次元世界においては、
まだ己れというものが十分生きているのである。
まだ自分というものを十分磨くことによって、役立つ人間になろうとか、
世の中のためになろうという思いが六次元である。
七次元の"菩薩界" になると、自分を磨くというよりは、どのようにして人のために役立つか、
わが体、わが命をどのようにして多くの人達のために生かすか、
生かすことがどういうことかを考えている人達が中心である。
ということは、彼らは一人であって、一人でないということだ。
一人であって五人分、十人分、百人分、一万人分の人生を生きようとしている人達である。
菩薩というのは、数で言うならば、おそらくは一万数千人から二万人、或いは二万数千人、
おそらくこれくらいの数が居る。
天上界には、では、彼らのうちの一割も居ないかも知れないけれども、
一割弱、千人から二千人ぐらいの人達が常時地上に降りて行っている。
地上には常時千人くらいの菩薩は降りて行っているのである。
時代にもよるけれども、そして千人くらいの菩薩が、さまざまな国に分かれて住んでいるのである。
アメリカという国にも百人、二百人の菩薩がいま出て、さまざまの分野に分かれて活躍している。
経済の分野でもそうだし、経営の分野でもそうだし、科学技術の分野でもそうだし、
或いは宗教の面でもそうである。
そういったところで時代のリーダーとなっている人達というのは大抵は諸菩薩なのである。
また、日本国というところにも、今さまざまな諸菩薩が生まれて来ている。
彼らのうちの一部は、宗教家としても生きているけれども、それ以外の世界で生きている人達も居る。
こういった人のために生きている人達が菩薩であり、彼らは地上において、何十年かの生涯を送ってくるけれども、
また還って来てはこちらで反省をし、どのようにしていけばもっと効果的にさまざまの人々を導けるか、
ということを専門的に研究しているのである。
ただ、菩薩の中において、この二万人前後の中において、一番多いのは宗教家である。
菩薩のうちの六割ないし七割は宗教家である。ほぼ六割くらいが宗教家だと思う。
その残りの四割の中で、一割くらいが政治家、一割くらいが芸術家、一割くらいが科学者、
一割くらいがその他、とこういった分類になっている。
最大集団は宗教家であるけれども、それ以外のプリズムとしての役割を果たしている人達も居るのである。
これが菩薩界である。
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カントの霊訓 -あの世では階層ごとにどのような人が住んでいるか- 13 
2022/01/21 Fri. 14:29

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七次元、八次元の中間に(梵天界)
また、この七次元"菩薩界"から八次元の<如来界>へと到る道がある。
ここがあなた方の言葉でいうならばこの中間に<梵天界>というものがあるのである。
これは先ほど神界と菩薩界との間に<諸天善神>というような位、神様、
光の天使の初歩の位があるということを申しあげたが、
やはり<梵天界>というものがあって、これが如来界へ到るための境界になっている。
ここでの修業は何かというと、主として、人扶けが了った人達が来ているのである。
この<梵天界>においては、人々は、"宇宙の理法"というのを勉強している。
宇宙はどのような仕組みで動いており、また神の世界計画は、どういうところにあるか。
そういった宇宙の経綸のようなものを学んでいるのがこの<梵天界>である。
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カントの霊訓 -あの世では階層ごとにどのような人が住んでいるか- 14 
2022/02/06 Sun. 14:19

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如来界、八次元世界の様相
<梵天界>で学びを終えると更に上の八次元、<如来界>に入っていく。
如来界においては、勿論人間としても十分に完成した人達であるし、また人扶けも十分にやって来た人達であり、
それ以上に神のお心を十分に知っている人達の集まりである。
この如来界には数百人の人間がいま生きている。私もその一人である。
この如来界の中には、いろんな神の光のリーダー、分派のリーダーとなっている人達が居る。
例えば哲学の世界においては、私とかソクラテス、そういう方々がこのリーダーをやって居り、
さまぎまな菩薩界、神界、或いは地上界の人達、哲学的な人達を指導している。
また、美術なら美術の専門家も居る。或いは医療なら医療の専門家も居る。
こういった専門家達のリーダーとなるような人達がこの如来界に居て、
主としてその動きをコントロールしているのである。
これは数百人の世界であり、彼らの形はさまぎまである。
けれども主として自分の傾向、もっとも強い傾向というものは、何らか一つは持っている。
宗教家なら宗教家の中で、"愛"の傾向を非常に持っている人とか、
或いは〝慈悲〟の傾向を持っている人、或いは尊敬の念という"敬"の念を非常に持っている人、
礼節を持っている人、知の世界、知力ですね、"知力"とか知恵を持っている人も居る。
こういった何らかの魂の強い面があるのが特徴である。
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2022/02/11 Fri. 23:03

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宇宙界、九次元世界の様相
<宇宙界>という九次元の世界がこの上に在る。
この九次元に入って行くと、もうすべてを収合したような世界であって、
これは私の範囲を越えてはいるけれども、ここにも、そうですね、
いま現在では数人、数人から十人を越えているかも知れません。
そういった宇宙界人が居ます。
けれども、ここで一つ言っておきたいことは、八次元と九次元の間というものは、
他の次元の間とはかなり変わっているということなので、
他の次元においては、下の次元の者は、上の者とは語り合えないことになっているが、
この八次元、九次元の間においては、或る意味において境界はあって無きが如しであります。
九次元の者は自由に八次元に来ているが、八次元の者も自由に九次元の者と話ができるようになっている。
この違いというものは、要するに役割の違いだけなのである。
九次元の人間は、宇宙界つまり、太陽系の大きな計画というようなものを司っている。
たとえば、司るために二階に上っているような人達なのである。
だから自由に下へ降りることも、上ることもできるのであるが、
住んでいる場所がただ違うというだけである。
八次元、九次元においては、ただこのように密接な世界となっている。
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