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神理の発見

私たちが生きていく上で一番大切なもの、そして真の幸福へと導いてくれるもの
もしそうしたものがあるならば、それは本当の意味での宝かもしれません。
それが誰によって書かれていたとしても、たとえわずかな期間に書かれたものであったとしても
その中に神理の光が宿っており、真に人々を幸福に導く法であるならば
それを後世に残していくことが使命であると思いこのブログを立ち上げてみました。
これからすばらしい神理が発見できれば、ここにて紹介してゆこうと思っております。

坂本龍馬の霊言 - 6  

坂本龍馬の霊言128-183


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今の政治家は腐っとる、阿呆が多い、青年は革命、革命じゃ

善川 あなたは現在の政治家に対し、何か忠告なりご意見はございませんか。

龍馬 まあ阿呆が多い。阿呆共が多いな、俺も阿呆じゃったけんど阿呆が多い。
   阿呆でもな、さっきも言ったが出っ張りのある阿呆にならにゃいかん。

   腐っとる阿呆はあかん。
   腐っとる阿呆はな、腐っとる玉葱は役にたたん。

   腐っとる玉葱になるよりは角張った〝金平糖になれ″そう言っとけ-。

善川 青年達に対するアドバイスは。

龍馬 まあ、革命、革命、革命じゃ。
   今のな制度の中でぬくぬくと生きとっちゃあかん。

   あかん。もういいや大学なんかいかんでもええ、中学校でもいい、高校でもいいわ、
   中退してでもかまわん、やりたいことをやれ!

   冒険がしたけりゃもう中学校から飛び出して世界中廻れ、発明したけりゃ発明やれ!

   政治やりたけりゃあ、もう自分で集団つくってもう何かやれ!

善川 今の学生の革マル派や、中核派やっとる連中はどうですか。

龍馬 まあありゃあ、ちょっとお奨めできんがな。

善川 彼らはしたいことしているけど。

龍馬 あれじゃないか、あれなんかは昔侍の時に斬られ損なって斬り返したい人間ばかりでないか
   もうちょっと戦争がしたいんじゃあないか、残念ながら過去に戻って生まれられないからな、仕様ないわな。

善川 ああいう生き方ではないんですね。

龍馬 ああいう生き方はな、あれじゃあ駄目だわ。まあ俺と較べてみろや、
   理想がない理想が、あってもああいう理想は駄目だ。

善川 今後右翼の台頭ということはありませんか。

龍馬 ああ右翼ね、俺の考え右翼か左翼かよく知らんがあ、
   右翼とは何を右翼とあんた言っとるんだね……、勤王か佐幕か。

善川 まああなた方の時代で云うならば、佐幕派が右翼のような気がしますがね、
   旧体制派というべきかな、そういう意味では改革派の勤王系が当時では左翼だったんでしょうな……。

籠馬 今は勤王派が右翼かなハハ……、

   そんなものは右も左もないわ、それは人間の頭で考えとることであってな。

善川 今後あなたのお見通しとしては、日本は戦争というものについてはどうでしょう、

龍馬 ああやるかもわからんね、まあやるだろうね、やるんじゃないか。いいよ、馬鹿は死んだ方がいい、
   世の中のためだ。余り長生きするとろくなことはない。

   死にたい人は死になさい。戦争やって死になさい。そう言っとけえー。
   殺し合いしたいという奴が居るんだから仕方ないじゃないか、やって貰うよりほか仕様ないじゃないか。

善川 これも仕方ないんですな、戦後四十年経って、日本だけというわけじゃないが、
   強大国間にエネルギーが溜り過ぎているでしょう悪想念の-。

龍馬 そういうわけだ。もう殺し合いしたい人間が居るんだからもうやらしたらんと、
   もう何をするかわからんからな、やらしてやれ-。




category: 坂本龍馬の霊訓(一)

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坂本龍馬の霊言 - 7  

坂本龍馬の霊言128-183


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抹香臭いのはいかん、人間は明るく大らかでなきゃ

善川 誰か当時の方でお話して頂けるような方があったらご紹介して下さいませんか。

龍馬 どうやら私には飽きてきたかなハハ……これでは話にならんか。

善川 そういうわけではないけどね。

龍馬 そりゃ勝さんだって、木戸さんだって、福沢さんだって、松陰さんだって呼べば出てくるだろう、
   話したければね、

   まあ問題はあなただな、あなたが何処までだな話ができるかということだな。

   このような阿呆掴まえると何も喋べれん。それではいかんわけであって、策士というものはな、
   もっとこう頭を廻転さしてな、この無い頭からどれだけ絞り出すかと、
   こういうのに力をそそがなければあかん。

善川 いやあなたのような八方破れの人になってきたなら、なかなか話はしにくいですわ。
   八方破れでいて、それでまたそこにはそこで芯があって隙がないって人だからね。

龍馬 お坊さんがよければお坊さんと話しとればいいんだ。最初に言ったはずだ、
   俺れゃ坊主は嫌いだと、あんなしみったれた職業やっておれない。

善川 それはそうでしょう、あなたの性格としてはね。

龍馬 まあいろいろ坊さん出ているらしいけど、まああんたよく話しとるよ、
   俺なんか一時間も聴いてるのご免だな、勝手に言えってなもんだハハ……、

   まあ神さんがいろいろ言っとるだろうけどね、お経を説くようなことだけが大事なんじゃないっていうことだ。

   人間はな、人間らしく伸び伸びと生きろということだ。重苦しく考え過ぎるなというこった。

   人間らしく生きろということだ。そんな気がするな。

善川 まあ革命家はそうでしょうな。

龍馬 そうでないと駄目だよ、抹香臭くなると人間進歩も何もない、明るく大らかに、
   清く正しくとは言わんが、明るく大らかに大きく生きるということが人間にゃ大事なんだな。




category: 坂本龍馬の霊訓(一)

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坂本龍馬の霊言 - 8  

坂本龍馬の霊言128-183


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高知の人は皆あなたを誇りにしている

善川 あんた最近の土佐の事情ご存知ですか。

龍馬 俺の銅像建っとるらしいな。

善川 こんどまた土佐の青年達や、有志の募金で新しく建て替えたんですわ……
   あんたの写真みていると当時は近眼だったんじゃないかな、小さい字は見にくそうにみえるが。

龍馬 そうだな、俺は眼鏡は嫌いじゃったからな。

善川 しかしまあ高知の人は皆あんたを尊敬して、ああして立派な銅像を建てているが、
   あんたをやっぱり土佐っ子の誇りとしていますな。

龍馬 まあそうだな、まああんたとこも偉人が出たからいいじゃないか。

善川 誰れが。

龍馬 あんたもそうだし、皆そうだからいいじゃないか。偉人だ、偉人的坊さんだ。
   立派な坊さん出たもんだハハ……、そりゃまた石碑も建てにゃ、銅像も建てにゃいかんがな。

   言っとくが、俺が見た限りちょっと辛気臭いんじゃないか、抹香臭いような気がするぞ、
   あんまり真剣に人生人生と言うな、人生如何にあるべきか、なんて辛気臭いような、

   そうよりはな、そんな風にあれこれと自分を縛ってね、
   ああしちゃあいかんこうしちゃあいかんなどと思っているよりはね、
   
   俺の言った考えの出っ張りをつくれ、出っ張りの大きなのを造れ、
   悪いことやってもええじゃないか、失敗してもええんじゃないか、
   
   もっとええこと、もっと大きいことやれ。なあもっと大きな出っ張りを作るんじゃ、

   そうすりやその方がいいんだ。ただしだ、自由にやっていいと言ったって人殺しを自由にやっていいと
   俺は言っとれへんぞ、それだけは言っておくぞ。




category: 坂本龍馬の霊訓(一)

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坂本龍馬の霊言 - 9  

坂本龍馬の霊言128-183


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今の日本人はどれもコセコセ蟻ん子みたいにしとるわ

善川 それが今日本では流行っているんだけど、自由をはき違えて好き放題やっているんだけど。

龍馬 まあ俺が見て、今日本に一億以上の人間が住んでいるんだけど、まあどれもコセコセしとるはのう。

   もう蟻ん子みたいにもうガシャガシャ、ガシャガシャ朝から歩いとる。
   これどなんぞならんかな、もうどないかしてやりたいと思うよ。

   もう本当にね-、人の意見というのは気になるんだな、
   どうも他の人間がこうしているから自分はこうしたいと、こういうのが多いわけだ。

   他の人間が偉くなっていると自分も偉くなりたいと、いい学校へ行っていたら自分も行きたい。
   いい会社へ行っていたら自分も行きたいと、皆他人が基準だ。

   自分が基準の人なんか居やしない。みんな隣の人はどうか、友達はどうか、親戚はどうか、
   こんな人ばっかりだ。

   馬鹿みたいに車に乗って走り廻って自分の車よりあいつの車の方がいいからあんな車が欲しいとか、
   こんなことばかりを言ってるわけだ。脳足りんが車に乗ったって何んにもなりはしない。

   な、だから俺は言いたいんだ。

   ね、自分を物差にせえ!

   一億人がな自分を、自分自身を物差にしたなら一億の物差しが出来るんじゃ、

   この方が面白いぜ、一つの物差でみな動いとるじゃないか、
   一億人が皆一つの物差で動いとるじゃないか、こんなの面白くも何もない。

   一億人が一億人の物差を持って動いたらだなあ、これゃ面白いぜえ、
   えっ、大学の教授より、ラーメン屋の方が偉いかも知らんと、

   そぅだぜ、ヒッピーの方がな、坊さんより偉いかもわからんぞ、そんなのいいじゃないか。

   まあ言いたいのはそんなことだな、各人が自分の物差で生きろということだな。
   人の物差気にするなというこった。

   人の物差気にしているから、いろんなみんな因っているわけだ。苦しんでいるわけだ。

   あんたらだってそうだ、人の物差で考えとるからいろいろ悩みがあるんだろうが、
   あんただって悩んでいるはずだ、そうだろう。

   あんたは自分の物差で自分を計ればええんだ。

   そうしたなら人のことなど気にもならんのだ。

   まあ今後の教育、日本の教育というものを考えてみるならばだなあ、
   一番欠けているのはそういった何んというかな自由奔放な人間というかな、

   天衣無縫の人間というか、そういう人間はできないな、今のままじゃあ。

   だから個性を、本当に伸び伸びと、生かしたいもんだ。そういう教育をして欲しいな、

   勉強したくない奴はもうしなくていいし、そんなのさせようとするからいかんのだ-。




category: 坂本龍馬の霊訓(一)

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坂本龍馬の霊言 - 10  

坂本龍馬の霊言128-183


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二十代で社長、三十代で専務、五十代で平になってもいい

龍馬 また社会に出てもそうだな、もう一年上だともう神様みたいに威張っちゃって、下はペコペコ頭を下げる。

   おせじは言うは、ゴマは擦る。上の引きがなきゃ偉くなれないと、こんな世の中じゃ駄目だ。

   若くしても偉い人間は偉い。二十代だって社長やれる人間なら社長やらしたらいいんだ。そうだろう。

   二十五歳で社長やらして、三十六歳が専務で、五十歳が平だっていいじゃないか、
   ばりばりやれる人にやらしたらいいじゃないか。

   二十代が社長の方がいいかもわからんよ、昔お城だってそれでいったんだから、
   うまく、若い藩主を家老たちが守ってそれでうまくいったんだから。同じようなことできるはずだ。

   今見てみろ、会社で一番年取っている人が社長やっている。どこだってそうだ。
   例外がないじゃないか。全然、こんなの間違っているよ、まあ年取ってね、
   地位が増さって経験を得て、いろんなこと知っている人居るよ、判断正しくできる入居るよ、年寄ってもね、

   けどね、それはすべてじゃない。一部はそういうことだけど、すべてじゃない。

   けどな、今のあなた方の会社なんかを見てみろ、年寄が一番じゃないか、皆な聞達っているよ、
   年寄が何割か一番でもいいよ、トップでもいいが若い人がトップでないじゃないか全然に、
   おかしいと思うよ俺は、

   二十代三十代トップに当てたってもいいんだ。

   俺達の時代考えてみろよ、明治維新を動かしたのはほとんど二十代だぜー、
   二十代の若者が天下国家を論じたのだ。

   江戸城の開け渡しとか、あんなのやったのはみんな二十代だよ、やったのは、

   で、また当時の時代でそうした人達でも実力さえあればね、
   国を動かすようなこと許される風潮があったということだ。

   俺はなあ、まあ千葉道場で師範代やっていたけど二十四位の時には、
   もう千葉に、千葉道場に龍馬ありと、天下に言われとったわけだ。

   まあやったことは捧振りだけどな、まあ捧振りだけどもそれでも、
   坂本龍馬ありと、言われとったわけだ。

   だから捧振りがうまいということだけだぞ、たかだかな。

   けれども、〝あすこに龍馬が行く″と、龍馬が歩いとると、
   人びとが振返る我れであったわけだ。

   そんな世の中、まあ捧振りが偉いわけじゃないけど、捧振りでもできたらだなあ、
   一角の人物として認められるような世の中であったわけだ。

   そういう時代だ。じやあ六十代、七十代で尊敬されたかというとそんなことないよ、
   捧振りが落ちるからな、そういうことだろう。

   そりゃ今、捧振りの話をしているけどもな、世の中でもそうだ、企業でも何んで若いもんが一番下なんだ。
   どうして大学出たばかりの二十三、四の人間がペコペコどうしてしているんだ。

   ね、中にゃお茶汲みみたいなことやらされているのもいるらしいじゃないか、おかしいと思うぜ、

   やつらの情熱をもっと吸い上げにゃいかん。年取ったら温和しくね、補佐役やっとりやいいんじゃ。
   若いもんにどんどんやらしたらいい、そいった世の中作らんと今の日本は間違っとる。

   こんなんじゃあかん。年寄がトップになるのはな、年寄の社長は三割以内にせいと言え、
   後の七割は世代交替じゃ。

   三割は年寄でいいわ、しかし残りの七割はもう二十代三十代じゃ。
   それがもうトップになるようにせい。

   社長はもう二十代、三十代だ。

   そうすると新しい社会が出来てくるんだ、そういうふうにやらにゃあかん。

   それで二十代三十代でね、会社の社長になれると思やあ若い時の意気込みが違うよ、
   学生時代の勉強も違うよ、大学時代に一生懸命勉強すると、

   俺は後もう数年したら社長になるかもわからんと思やあな、
   もうどんなことがあったって夜も寝ずにでも勉強するよ、

   ところがだな、社会に出たら、わしや後四十年経ったら社長になれるなんて思っていたらな、
   酒と女にうつつを抜かすのは当然だ。勉強なんかしやせんよ、そんなもんだ。




category: 坂本龍馬の霊訓(一)

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