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神理の発見

私たちが生きていく上で一番大切なもの、そして真の幸福へと導いてくれるもの
もしそうしたものがあるならば、それは本当の意味での宝かもしれません。
それが誰によって書かれていたとしても、たとえわずかな期間に書かれたものであったとしても
その中に神理の光が宿っており、真に人々を幸福に導く法であるならば
それを後世に残していくことが使命であると思いこのブログを立ち上げてみました。
これからすばらしい神理が発見できれば、ここにて紹介してゆこうと思っております。

神霊界入門 -悪魔界-  

神霊界入門128-181



本日は第六番目の地獄です。
小桜姫による地獄界の紹介は、今回で最後となりますので、
よくよく、ご覧になってください。
以下がその本文です。

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悪魔界

今まで述べてきましたのは一般的な地獄でありますが、
今日は、もう一段地獄らしい地獄をご紹介しようと思います。

ここは一般に、悪魔界と呼ばれています。
通常の悪霊よりも、いっそう凶悪な霊たちが集まっているところです。

彼らの活動内容は、大別すると二つに分れます。

その一つは、地獄界のなかで、手下どもをたくさんつくって、
各所で縄張りというか、権力者の地位につこうとしています。

いま一つは、この地上界に逃れ出て、他の悪霊どもも使いながら、悪事を働くということです。

まず最初の場合を考えてみますと、小桜は、無頼漢地獄、土中地獄、擂鉢地獄、畜生地獄、焦熱地獄をあげましたが、
そのほかにも、色情地獄だとか、無間地獄などの有名な地獄がありますが、
こういった各地獄において、やはり魔王といいますか、やくざの親分のような存在がいるのです。

こういった役目を業としているのが、悪魔界の人びとなのです。

彼らは彼らなりに、自分たちの暗黒世界を支配しているつもりで、
あわよくは、神の光の天使たちにも一矢報いてやりたいと思っているのです。

彼らを特徴づけているものは何かというと、〈力〉への信仰といいますか、
あくなき権力欲、物も人も欲しいままにしたいとする気持ちです。

一度権力欲という美酒に酔ってしまうと、人間はなかなかその味を忘れることができないものです。

人間の神性が麻痺してしまうのです。

神の子の人間にとって大切なものは、謙虚さと、慎ましやかさです。
悪魔界の人びとにはこれがまったくないのです。

第二の場合についても申し上げると、彼らは積極的に地上界を混乱と破壊に導こうともしています。

地上の団休のなかにも、抗争ばかりを繰り返している狂気の集団には必ず彼らがかかわっています。

彼らはこの地上を混乱させるのにもっとも効率のよい方法を心得ています。
すなわち、彼らは狂った宗教指導者たちをつくり出して、世の中を迷わせているのです。

光の天使たちが神法を説きにこの地上界に舞い降りるとき、魔が競い立つというのもこういったことなのです。

この後者の悪魔界の人たち、地上界を霊的に混乱に陥れ、
何が本物で、何が偽物であるかをわからなくしようとしている彼らと、
いかにして闘い、いかにして彼らをも天上界へ導くかということが、
地上に降りた光の指導霊たちの仕事です。

これはおそらく小桜の任を超えているものと思われますので、
このことに関しては、もっと上級の神霊の方々にお聴きになればよいと思います。

以上で、「霊界における地獄の救済」といいうテーマはとりあえず終わりにします。


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いかがでしたでしょうか。
地獄界も一様ではなく、さまざまな世界に分かれているということが、おわかりいただけたと思います。

地上で生活している私たちも、日々常に自らの心をふり返り、過ちあればそれを正し、
常に正しき心でもって生きていく、それがなによりも大切である思います。

死後、私たちの行き先を決めるのは、この地上での一生を、
どのような思いと行いでもって生き切ったかにかかっているのです。




category: 悪魔界

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