高橋信次の心の革命 -悪霊となるな- 6 
2019/05/07 Tue. 23:21

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まあこれは酒だけじやなく、もちろんいいこともあるでしょう。
霊道開いて、ピアニスト入れたら、ピアノが弾けるようになったりね。
私だって、霊道開いて音楽家を入れたら、三味線ひけたりしますね。
こんなことはほんとうにあるんですね。そういうことがあります。
このようないい意味での憑依現象もあります。ただ悪いほうがふつう多いようですね。
結局、憑依の理由はなにかって言うと、生きている人間とおんなじ感覚を味わえるってことなんですね。
だから、あと生きてる人間にとりついて、色町で女性をあさるっていうのもありますね。
これでやっているとまったくおんなじ感覚を味わえるんですね。
これは色情霊たちです。こうして人間と同じ感覚を味わえるんです。
自分に肉体が無いのでこれが悔しいんですね。肉体がないから、したいことがあってもできないですね。
わかるでしょ、肉体なきゃできませんね。
ところが、生きてる人間についてると、生前とおんなじような感覚を味わえるんですね。
それでこうした憑依ということが起きるんです。
だから、これをなんとか阻止したいと思うんだけど、なかなかできない面があるんだね。
なぜなら、これが阻止できるのなら、人間は魂が肉体に宿ることができなくなるんですね。
まったく霊を寄せつけないというような、
そういう絶縁体みたいになってくると、宿れないんですね、困るんです。
つまりね、まあ、コンクリートの柱に宿りたいっていう人はいないでしょう。ねえ、
コンクリートの柱に宿ったり、鉄の玉のなかへ宿ったりはしたくはないでしょう。
やっぱり、肉体のようなもんだから霊も宿ることができて、それで魂として修行ができるんですね。
そのような霊体質になっているから憑依もできるんですが、
これをなくしてしまうと今度は生まれ変わりができなくなるんですね。
人間の生まれ変わりということができなくなるんです。
だから、憑依現象というのは、この生まれ変わりというシステムがあるというこの原理につけこんだ、
この裏側の部分なんですね。プラスの面もあるけど、マイナスの面もあるわけなんです。
またこういう憑依現象があるから、逆にプラスの面もあるんですね。
つまり守護霊たちが指導できやすいという、そうしたことがあります。
いろんなことを思いつかせたりします。
また、発明や発見などのインスピレーションといったものも霊たちが来てささやいていることがひじょうに多いです。
また、いざというときに高級霊がはいって助けたりするようなこともあります。
このように、人間は霊的現象というものから自由ではありえないということなんですね。
したがって、いわゆる悪霊体質ではなくて、高級霊体質にしていく以外に方法がないと言ってもよいと思います。
category: 悪霊となるな
高橋信次の心の革命 -悪霊となるな- 7 
2019/05/11 Sat. 14:34

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地獄行き特急
さて、また恐ろしい題をつけてみました。
地獄行きの特急ということですね。特急便と言ってもいい。
これもあなたかもしれない。
ふつうね、天国・地獄というのはどのようにして分かれるかっていうことですが、
私も過去出した霊言集のなかでも話はしましたが、地上を去ったあと、
自分の一生というものをもう一度スクリーンに映して見せられます。
そしてその一生を裁かれます。確実に裁かれますよ。
ほんとにね、あなたが恥ずかしい、これだけは知られたくないと思うことが出てきます。
隠せば隠すほど出てくるんですね。もう洗いざらい出てきます。
大会社の社長なんてやっていて、もう人を裏切り、ねえ、ウソをつき、騙し、やってきたなんてこと全部出てきます。
もうまったく隠せないです。
もう一円でさえネコババできません。
ほんとに全部出ちゃうんですね。
だから、あの世に還ったときいちばん得する人はなにかっていうと、
結局ガラス張りの心で生きてた人ですね。
自分の心に正直に、自分の良心に正直に生きてた人、そして、内と外の隔てがなくウソのない人ね。
こういう生き方をした人はなんの恥ずかしいこともないですねえ。
「私の人生、みんな知ってますし、私が善人だと言われてますけど、
別に心のなかで思っていることと外で言ってることは、ぜんぜん違いませんし、
思ったとおりの生き方してきました。どの部分とられても、別に隠すほどのこともないし、
恥ずかしいこともありません」
こんな人なんかはスクリーンに映写したっておもしろくないですね。だれも見てくれませんね。
ところが、隠しごとがいっぱいある人はおもしろいですね。
だから、そういう人があの世に還って一生というものをスクリーンに映し出されるときには、
観客がいっぱいくるんですね。おもしろいんですねえ。
いっぱい寄ってきて、「おっ、どれどれ」ってね、
なにがおもしろいかっていうと、
そのスクリーンに映される自分の人生映画を見ているその人の表情が変わっていくのがおもしろいんですね。
これを見ているのが、またなんとも言えない爽快な感じがするんですね。
最初は「そんなはずはない。オレは清純に生きた。公明正大に生きた。なにひとつ曲がったことはした覚えはない」
なんて言ってるんですが、映画を見ているうちにガタガタガタガタふるえてくるんですね。
足がふるえてくる。わなないてくるんですね。
で、顔がひきつっていきますね。テープ張ったようになっていきます。
そして、最後になって「もう止めてくれ、もう見たくない、助けてくれ」って言いますね。
「では、お前は天国か地獄か」って言ったら、「はあ、地獄行きのようですね。どうやら」なあんて自分で言って、
「うん、わかったらよろしい。ハイッ、出口は左ですよー。左行ったら、下のほうに階段がトントントントントンてありますから、
その階段を十段ぐらい降りてください。階段を十段降りると、そこから滑り台がありますから、その滑り台に乗ってくださいね。
滑り台だと思ったら、そこをダスト・シューター見たいにスト--ンと落ちて、
アレ--ッて言っているうちに、あなたの行くべきところにスト--ンと落ちますから、
あとはゆっくり反省してください」
と、まあこういう世界が展開してくるわけですね。これがふつうの人の場合です。
category: 悪霊となるな
高橋信次の心の革命 -悪霊となるな- 8 
2019/05/13 Mon. 23:12

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ところが、特別な人がいるんですねえ。
特別な人がいて、「もう自分の過去なんか見るほどのこともねえ。語るほどのあっしでもございません。
私がいくとこはもう最初から決まっております」なんて言って一直線にスト--ンといくのがいるんですね。
これはなぜかと言うと、魂の比重がものすごく重くなってるんですね。
悪の波動にそまって、ひじょうに荒い波動を出している人、そういう心、心がまっ黒けになってる人ですね。
こういう人は、スト--ンと落ちていきます。
地獄行きの特急便ですね。まさしく特急です。
これはなにかと言うと、たいていこのスト--ンと落ちる人というのは、完全憑依されているんですね。
まず、悪霊の五、六体がついています。四人や五人、ついています。
だいたい五体以上ついていたら、まあ一直線と思ってまちがいないです。
五体以上というのは、これはもう一直線ですね。
では、五体ついている人っちゅうのはどのくらいいるのかということですが、
まあ地上にいる人、百人に聞きましたというアンケートでもして、百人の人に会って、
固定の憑依霊持っている人が何人くらいいるかっていうと、
そうだねえ、百人のうちでやっぱり、今七、八割いるねえ。
七十人か八十人は固定したお客さんがいるんですね、お得意さんがいます。
だけども、七、八十人いると言っても、常時ついてばっかりいる人ではないようですね。
たまに心がいらいらしたりキーキーしているときには来て、いつものお馴染みさんがついているけど、
あとはいないという人がいますね。
ところが、いっつも常時いるって人もいますね。常時くっついているタイプの人というのは、
だいたい半分ぐらいはいるでしょう。
一人以上いるのは半分ぐらいですね。
そして、百人のうちで五体以上くつついているような人、これはだいたいどのくらいかと言うと、
まあ、だいたい十五人ぐらいいるんですね。十五人ぐらいだと思います。
十五パーセントぐらいだと思いますね。このへんは、もうだいたいまっさかさまにスト-ンと行くんですね。
五体ぐらいつかれていたら、死ぬやいなや死神に連れ去られるというのはこのことを言うのですね。
守護霊や指導霊が来て説得しようと思う間もないんですね。
死ぬやいなやストーンと地獄に落ちて行くんです。もうこれどうしようもないです。
さっきの霊界映画の場合だったら、まだ本人に反省の機会を与えて悟らしめることもできるけど、
この憑依されてストーンと行く特急便の場合はもう阻止のしようがないんですね。
つかれたままでストーンと落ちていくんです。もう守護霊も指導霊もどうしようもありませんね。
これがだいたい十五パーセントぐらいいるんですね。
なぜこうなるのかというと、もうつねづね考えていることが人を害することばっかりなんですね。
エゴイストもこれに極まれりという感じです。
人を害してばっかりいる人ですね。
まあ、あなたもこうした人のなかにはいっていないかどうか、よくよく考えてほしいと思います。
category: 悪霊となるな
高橋信次の心の革命 -悪霊となるな- 9 
2019/05/19 Sun. 14:11

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人間の最期
このようにして、地獄に行く可能性のある人も半分以上いるわけですが、
まあ地獄もよいとこ一度は行かれてもいいと思いますが、たいていの人は、そうだねえ、
地獄の平均滞在期間がいくらぐらいか私もよくわからんが、まあ二、三百年かねえ、二百年ぐらいでしょうかね。
二百年ぐらいしたら出てくるのがふつうだと思いますね。
ある程度反省期間を経て、そのあと出てくるんですね。
そして天国に百年ぐらいいて、また生まれ変わってくる。まあこれがたいていのパターンですね。
ところが、一部の人はもう二度と出てこれない人がいるんですね。
落ちたままで出てこれない。
さきほどの特急便もそうですが、まっさかさまに落ちてどうなるかというと、
たとえばプロレスの技かなんかで脳天逆落としみたいなのがありますが、
ああいうふうに脳天逆落としで、まっさかさまであなた一万メートルまでも落ちて頭打ったらもう最期ですね。
もうちょっと出てこれないです。
そんな底のほうまで行くんです。
地獄と言っても、もちろん空間のなかにあるわけですが、
たとえばこれを視覚的に言うとすると、地獄の深さというのはいったいどのくらいあるかっていうことですね。
みなさんどのくらいあると思われますでしょうか。
まあ私が見ていて地獄の深さっていうのは、だいたいマリアナ海溝ぐらいの深さはありますよ。
一万メートルぐらいあります。
この程度の深さまではあると思っていいよ。
この一万メートルの深海魚の世界まで行ったら、もう上がってこれないですね。
ここはたいへんな水圧がかかってます。水圧と言いますかね、霊的世界の圧力ですね。
深海魚の世界です。
だから、一万メートルの深さがあるとして、これが七千メートル、八千メートルあたりから下になってくると、
もうこれはものすごい水圧で出てこれないです。
だから、光の天使たちも救いに行こうとしても、これは潜水艦といっしょでね、
あまり深くなるともう潜水艦のほうが破裂しちゃいますから、行けなくなりますね。
この潜水艦が破裂するっていうのはなにかと言うと、いわゆる波動ですね、
この荒々しい波動にもう耐えていけなくなるんですね。
いられない、とてもいられない、そうしたすっごい波動です。ものすごい圧力ですね。
ここに行ったら、もうだいたい出てこれなくなってくるんです。
そして、この世界で長い間住んでいるとどうなるかっていうと、
ちょうど海底のカニとか、深海魚といっしょで、浅いところに出てこれないんですね。
出てきたら内臓破裂しちゃいます。
もうそういう水圧に慣れてきているんですね。何トンっていうような水圧に慣れてきているんで、
もう出てこれないんですね。
浅いところに住めないんです。
こういうあわれな人たちもいます。
これを「人間の最期」と言ってもよいでしょう。
こうした者たちのなかに、サタンと言われている者たちも数多くいます。
まああわれと言ってもいいです。
なんとかね、ここまでいかないように僕はしたいなあと思いますね。
この深海まで落ちてしまったら、もうダメですね。
海の底の底まで行ったらもう上がってこれなくなってくるんで、できればね、
私はさきほどのスクリーン見て、自分の過去を見たときにね、すぐ反省が始められるようなみなさんをつくりたいね。
どこが違っていたのかすぐわかる、そして、悔い改めができるみなさんをつくりたいね。
ま、そういうこともあって、一冊でも多くの本を出したいと思っているんですよ。
だからみなさんね、冗談じゃないよ、僕は自己顕示欲でこんな本を出しているんではないですよ。
なんの意味があって出してるのかをよーくわかってほしい。
何十冊出してもいいんだ。そのうちの一冊でも、もしみなさんの目に触れ、
手に触れることができたら、僕はそれでいいんだよ。それで役割果たせるんだ。
もう一冊でも多く出したいんだよ。
だからね、この本読んでよかったと思ったら、友達にでも、親戚にでもあげてくれ。頼むよ。
ひとりでも多くの人に真実知ってほしいんだよ。そうしないと深海魚のようになっちゃうからね。
なんとか反省の機会を与えてあげたいと、そのように思っています。
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いかがでしたでしようか。
日々、反省ということにより、自らの思いと行いを正しき方向に向けてゆきましょう。
それこそが、本当の幸福につなかってゆくのだと思います。
category: 悪霊となるな